何やら娘が賑やかに帰ってきました。


「こけたー!自転車でこけたのー」


あれま。大した怪我してない?自転車は大丈夫?他人様に迷惑かけてない?


「だいじょうぶ」


なら飯食っちまいな


「ひどいー。痛いのにぃー」


ガーゼと傷薬買ってきなはれ。ご飯食べ終わったら。


「あ痛たたた」


もう。しようがないなぁ。出かけてくるよ


「わーい」


い、言っとくけど、君のガーゼと傷薬を買う為に出かけるんじゃないからね!

か、買い物があるんだからっ


「何故にツンデレ」




はいこれ。大型絆創膏と消毒薬


「そうだ。おとうさん。今度、韓国に修学旅行行くでしょ」


はいはい


「その時にね、向こうの男子高校と交流するらしい。予算五百円で何かプレゼント買って、交換するんだけどさ」


ほほう。予算五百円。相手は男子高校生とな?


「何が喜ばれるかな」


そんなもん、エロ本に決まっとるがな。なぁ、嫁はん


「鉄板ね」


そんなに堅いか


「ち、ちょっと嫌かな…ってか、国際問題になりませんかお父さんたら」



そっかなぁ…じゃあさ、ガンプラは?500円ぐらいでもあるよ

それか、アイドルの中古CDとか。

コミックとか。

いっそ、図書券とかでもええんちゃうか


「図書券?」


そ。それでエロ本買う。


「いいアイディアね、乱」



「…普通の両親ってどんなだろう」