こんばんわ![]()
昨夜の満月、
雲の切れ間にちょっとの間だけ見ることができました。
満月の昨日の晩から、ホタルが飛ぶようになりました![]()
みまさか朗読の会の定例会、
6月の芸能発表会の演目の練習を始めました。
のつづきです。
心を前向きにするヒント
何にも代えがたい楽しみとは
インドから帰国してからは、
実業界に入って銀行や会社を経営した。
はたからはぜいたくの極みに見えただろうが、
楽しいと思った日はなかった。
いつも思いは満たされず、
「もっと、もっと」という欲が燃えているだけだった。
朝から晩まで私欲にまみれて、悩みと焦りで心身は疲弊していた。
その結果、インドの修行でつくりあげた健康な肉体は、
だんだんおかしくなっていった。
そんな折、妻に「従兄弟が病気でひどい神経衰弱にかかっている。
あなたの今までの経験を話してください」と頼まれた。
そこで30分くらいのつもりでボチボチ話を始めたら、
だんだん面白くなってきて、2時間も話してしまった。
みんなが喜んでいく姿を見ているうちに、
肉体は負担を感じるどころか、
何とも言えない楽しみを感じるようになった。
「天空海闊(空や海のように広く大きいこと)」というのは
まさにこの心境である。
どれだけお金をかけても、こんな楽しみは味わえないだろう。
人生には同じ欲望でも、楽しめる欲望というものがあるのだ。
もっと自分の可能性を信じよう
自分より優れた人や成功した人に対して、
「そういう人は生まれつきだ」と思うかもしれない。
しかし、それは間違いだ。
生まれつき天才のように見える人も、
その過程でやりっ放しにしていれば凡人になってしまう。
逆に凡人でも、立派な修養を積めば優れた人間になることができる。
つまり、「あの人は生まれつきで自分とは違う」
と決めつけることが、そもそもの間違いなのである。
名を残すような偉い人や、
人の考えないような尊い真理を考える人は、
とても偉い特別な人だと思うだろう。
本当はみんな同じような値打ちを持っているけれど、
それをちゃんと運用していないだけなのだ。
いわば、正宗の宝刀を持っているのに、
それを台所で菜っ葉切り包丁として使っているようなものである。
出世、成功、あるいは健康で幸運に生きている人は、
心の中が極めて積極的なのである。
自分の心を取り戻す習慣
消極的な言葉を使うべからず
「困った」「弱った」「情けない」「悲しい」「腹が立つ」
「助けてくれ」「あいつが嫌いだ」ーー。
このような消極的な言葉を使ってはいけない。
消極的な言葉や否定的な言葉は、
絶対に口に出すべきではない。
そのためには、「消極的な言葉を知らない」人間になるといい。
これが人生を勝利に導くカギである。
言葉にはクリエイティブパワーがあり、
そのパワーは人生を良くもすれば悪くもする。
だから、人を傷つけたり失望させたりするような言葉や、
憎しみや怒りの言葉を使うと、
崖に石をぶつけたら跳ね返ってくるように、
自分の人生に返ってくるのである。
「いくら努力をしても世の中は良くならない」と、
大きなことを考える必要はない。
「自分の住む世界の周りだけでもきれいにしよう」
という気持ちで生きればいいのだ。
一人ひとりがその心がけを持てば、
その周囲にはきれいな世界が広がるだろう。
想像の作用を善用する
苦労にはいろいろな種類があるが、
いちばん良くないのは取り越し苦労だ。
取り越し苦労とは、
「この分だと病気は治らない」
「内緒でためてるあの貯金はどうなるだろう」
というものだが、
これは想像作用の悪用である。
想像は善用しないといけない。
善用のコツは、
高級なものを想像して組み立てるようにすることだ。
心のもつ想像作用を悪用すると、自分を惨めなものにしてしまう。
観念の世界は自由で、何を思っても許される。
だから「私はこの世でいちばん気高い人間だ。
心のきれいな人間だ」と思いなさい。
ウソでもいいから思うのだ。
善人は悪いことができないように、
行動に反映されるようになるだろう。
今この瞬間から
「自分は世界一すぐれた人間で、それに磨きをかけるんだ」
と想像の標準を高くおくのだ。
もちろんうぬぼれてはいけないが、信念があればそうはならない。
この想像の作用が、あなたをすぐれたものにするのである。
ふとんの中でクヨクヨするな
寝る前に風呂に入るのは、体の汚れを落とすためだ。
それと同じように、眠りにつこうとする前は、
心の中を掃除する習慣をつけるといい。
ふとんの中に入ったら考え事をしてはいけない。
それが良いことでも悪いことでも、
寝床で考えたことはカメラのシャッターを切ったように、
潜在意識に刻印されてしまうからだ。
日中どんなに腹立たしいことがあっても、
寝る際の心の中に持ち込んではいけない。
寝床は考え床ではないのだ。
あの有名なイマヌエル・カントは、
20歳まで生きられないと言われたが、70歳過ぎまで生きた。
カントは自分の寝床に「ここで考え事無用」
という大きな張り紙をしていた。
寝る前はきれいな気持ちになろう。
たとえ神経過敏でも、よからぬことを考える人間であったとしても、
寝際の寝床の中では、世界一善良な人でなければならない。
一度きりの人生を生きる
今この瞬間から感謝しよう
インドで熱を出してようやく回復してきた頃、
先生は「うれしいか」と聞いてきた。
「へえ」と答えた私に、先生はこう言った。
「ばか、治ったことをうれしがるような人間は凡俗だ。
何でもないときにうれしがるのは当たり前。
病が在ろうとなかろうと、一生、生きているあいだは生きてろ」。
つまり、「健康でも不健康でも、生きている状態に変わりはない。
気持ちまで病ませるな」ということだ。
それ以来私は、肺が片方しかないため息苦しくなることもあるし、
脈が途切れることもあるが、まったく気にしないようになった。
いつでも感謝を感じていれば、
どんな場合でも心は曇らず、生きがいを感じられるはずだ。
逆に現在感謝を感じていない人は、
どんなに恵まれていても満足できない。
「満ち足りないから幸せを感じない」という気持ちでいたら、
人生を何度くり返してもダメである。
そんな人には「もうこれで充分だ」と考える日は来ないだろう。
どんなことがあっても、今この瞬間に感謝しよう。
不平不満を言うようなケチな心は、海や山に捨ててしまうのだ。
「来年こそやろう」と思っていると、
あっという間に人生は終わってしまう。
「星を見てたたずむとき、
それを見る心の中は星以上に大きなものだ」
「何の用意もなく寝るなんて、
毒薬飲みながら寝てるのと同じ事ですよ」
など粋な言い回しもユニークです。
古今の偉人たちを魅了し、
影響を与えてきた天風さんの思想に
ふれてほしいと思います。
ふとんの中でクヨクヨしないことだけは守っています。
では、また明日^^





