毎年8月24日に行われる地蔵盆は、近畿地方を中心としたお祭りで、
関東の方には、無縁の方も多いと聞いています。
地蔵盆(じぞうぼん)は、地蔵菩薩 の縁日 (毎月24日)であり、なおかつお盆の期間中でもある旧暦 7月24日に向け、その前日の宵縁日を中心とした3日間の期間を指し、またそのうちの日を選んで行われる地蔵菩薩の祭のことをいう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E8%94%B5%E7%9B%86
その地蔵菩薩の縁日にからめて、我が家の菩提寺で、一日遅れの
水子 供養祭がありました。
わたしは、義父母と、義兄夫婦の水子さまのために、
代理でいつも参加します。
今年は、おばあちゃんに「お布施を下さい。」と申しましたら、
「そねえなことは、しょうりゃあせなんだ
」・・・と、
えらい剣幕で怒られまして、
恍惚の人になりゆくおばあちゃんが、哀れでなりませんでした![]()
過去ブログに書きましたが、
わたしが編んだお帽子をかぶってる?
おひとり、おひとり、違うお顔をされていますでしょ。
この水子供養祭に参りますと、必ず思い出すことがあります。
神戸の葬儀会社におりますときは、指定の産婦人科に、
優生保護法による手術の終わる時刻に、小さな棺を持って、
この世に生まれてくることのなかった命を、お預かりに行っておりました。
ナースから受け取る薬箱に無造作に詰められた命に涙しましたし、
死亡診断書をもって、役所経由、火葬場の火夫さんに渡すまで、
いつもわたしは、車の中で、泣きどおしでした。
死亡診断書は、それを見るだけで、この命の生かされなかった
事情がわかります。
産婦人科の裏口から、葬儀会社の制服を脱いで、ナースから無言で
受け取るのは女性にしかできない仕事でした。
ミルキーを買い、お花を一輪入れ、子守唄を歌いながら、
火葬場に向かっていた、あの時を思い出します。
でね、このわたくしのブログを読んでくださっているあなたに、水子さまが
いらっしゃいましたら、「供養をしたら・・・・」とか言いません。
いつも、生活の何処かで思い出してあげて欲しいんです。
いろんなことがあって、現在、しあわせな生活をされていらっしゃる?
あの時は産めなかったけど、今はかわいいお子様の子育て中?
そのしあわせな生活の中で、
「あなたのことを忘れてはいないわよ。」・・・と、思い出してあげてくださいね。
きっと、天国であなたのことを見守ってくれています。
苦しい時もあるし、悲しみに浸る時もあろうかと思います。
でも、わたしたちは生きています。
生かせ命。
明日からも、がんばりましょうね。
わが家の菩提寺は、「長生寺」でございます。
長生き寺と書いて、「ちょうしょうじ」と読みます。
高野山真言宗です。
ご住職の読経の間、いろんなことを思います。
生かされているこの命を大切にしなければ・・・
と、襟を正す日でもあります。



