大竹ひろこです。
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今日は「流行り言葉」について書きます。


今様のことどもの珍しきを、言ひひろめ、もてなすこそ、またうけられぬ。世にことふりたるまで知らぬ人は、心にくし。

兼好法師


世に流行っていることを、訳知り顔で言いふらし、もてはやすのはみっともない。言い古されるまでそのことを知らないほうが奥ゆかしい、という意味。世に散らばることばをさらにまき散らすことばは、宙を舞う塵のようなもの。「空語」とでも言いたいところだ。それを口にする人は、塵のように軽い、空しい。「徒然草」から。

2015・10・31朝日新聞『折々のことば』より抜粋



「こ、これは私のことだ……!」
と思ったあなた、要注意かもしれませんね。



よく言われる言葉を、自分の体験なしに語る。そういう人の話は面白みがない。さらに我が物顔で語られた日には「中身がない人だ」と思ってしまいます。



先日、師匠との打ち合わせの際、
こんな言葉を聞きました。



「体験」しか価値を持たない。
「情報」の価値はなくなっていく。



流行り言葉に限らず人が何かを語る時。
何を語るかではなく、誰が語るか。



自分らしさを出すには体験を語るのが一番。



だって自分以外他の誰も、
同じことは体験できないのですから。