「きみのお辞儀はなってない。こうゆっくりとていねいに……」
「てやんでえ!犬のクソでもブッくらえ!」
「『てやんでえ』というのは『何をいわれるか』といいなおせ。『犬のクソ』は『ワンちゃんの落としもの』とでもいうんだ」
「何をいわれるか。ワンちゃんの落としものでも召し上がれ」
「そうだそうだ」
「ふざけるなっそんなこといったら笑われらァ!ケツのアナかっぽじっておとついきやがれッ」
「そういうのは『オシリの穴をほじくって一昨日おいで願いたい』というようにしろ」
「一昨日おいで願いたいっ!ピンとこねえなァ」
「あんたバリアが武士なんかになれるもんか。育ちは変えられないわ」
「そういやシッダルタが話したっけな前に。人間はみんな同じで身分や階級はないのだってな…」
「あのダイバダッタとかいう青二才…いや若い人…はケッタイな…いやおかしな野郎、いや男だな」
がだんだん大人しくなっていく様子がおもしろい( ´艸`)冒頭の会話は手塚治虫の『ブッダ』第7巻ダイバダッタからの引用です。
私は以前から、何かを成し遂げたい時「○○したい」とは言わず、「○○する」と言うようにしています。理由は、自分の行動が変わるからです。
それがうまく描かれているなあと。さすが手塚治虫。同じ意味のことを言っているのに言葉を変えるだけで行動まで変わる。その良い例だと感じたので引用しました。
自分の行動を変えるのはなかなか難しいもの。でも言葉を変えるのは意外にカンタンです。
何かを成し遂げたい時は「○○する」と現在形で言うだけ。人前で冷静に行動したいなら敬語をつかい「ですます」調で話せばいい。
文章も同じ。自分の想いを相手に伝えたいなら、興奮せず「!」など乱発せず冷静に、静かな言葉で書けばいい。そう、まるで相手の心に語りかけるように。
自分の行動を変えたい時は、まず言葉を変える。
今すぐカンタンにできる方法です。