こんにちは。大竹です。

以下、9月14日毎日新聞『余禄』からの抜粋です。

普通のカレンダーは1月から始まるが、9月に始まるカレンダーが売られているところがある。14、15両日の「だんじり祭」でにぎわう大阪府岸和田市である。
 細密な彫刻が施された重さ4トンのだんじりを曳き回す豪快な祭りだ。約300年の伝統があり、かつてはだんじり同士がぶつかって死者も出る荒々しさで「けんか祭り」とも称されたが、近年は一方通行など安全運行のルールが定着した。
 

いかがですか?


この文章で私が感じたのは、「新聞も案外テキトーなんだな」ということ。

「約300年の伝統があり」というくだりです。

そんなに歴史のある有名な祭りなのに「約300年」などとはあまりにあいまい。もっと正確に「297年」とか「312年」って言えばいいのに。そう思ったのです。

「え、約って何?」コラムの冒頭でこんな気持ちになってしまったので、続きを読む気持ちが一瞬萎えました。(一応最後まで読みましたが)

コラムの担当者がテキトーに書いたのか。それを調べるため、「だんじり祭り」の正確な歴史を調べてみました。



すると・・・


本家本元のホームページにも「約300年」と書かれてる!


よく読むと、こういうことでした。

元禄16年(1703年)、時の岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が、京都伏見稲荷を城内三の丸に勧請し、米や麦、豆、あわやひえなどの5つの穀物がたくさん取れるように(五穀豊穣)祈願し、行った稲荷祭がその始まりと伝えられています。


祭りの発祥がはっきりしないんですね。新聞は決してテキトーではなかった^^;

でも、一瞬私の眉根にシワが寄った事実は消せない。


文中で使う「数字」。正確な数字ではなくあいまいな数字を使ってしまうと、読み手は「ん?」となって文章を読む行為が一瞬ストップしてしまう。


疑われるような情報はよろしくない。
情報はなるべく正確である方がいい。

読み手に負担をかけないために。



10月12日(土)14:00~16:30
プレゼント付き!
ワーク中心の楽しいセミナー開催します^^
相手に伝わる文章を書くための「頭スッキリ整理術」を身につけませんか?