今日はしんみりとした“いのち”のお話。

月に、1,2回ホスピスへお手伝いに行っています。
そこでお会いしたおばぁさんのお話。
「ウチにはネ、7匹のニャンコがいるの
朝起きたらまず、そのコたちの世話をしてから、ここに来るのよ」
7匹もいたら、そりゃぁ大変ですよね~
おトイレを片付けて、ゴハンをそれぞれにあげて、
で、食べたらまたトイレを片付けて・・・
だそうです。
出かけるときは、さらにおやつを準備したり、エアコンで室温を調節したり…
「昔は8匹いたのよ」
と、お話の続き。
数年前、その方は重い病気に罹られたそうなんです。
お薬を飲みながら、手術するかどうか、お医者さまと相談している中、
飼っていたニャンコが全く同じ病気になって、
あっという間に虹の橋を渡っていったんだそうです
「不思議なのは、それと同時に私の病巣が消えたことなの。
お医者さまもびっくりされて。
たぶん、その子が引き受けてくれたのよね・・・」
その方は以前から野良猫ちゃんを保護して育てたりなさっていたそうなんです。
ニャンつながりで
6年前に虹の橋を渡った猫くん。
とっても食いしん坊だったのに、
ある時から全く食べなくなったそうです。
その時のことを聴いてみると、
「もう食べる必要がなくなったんだよ」
そう答えてくれました。
(「虹の橋を渡っても、なお」)
この言葉がとっても心に残っていて、
先日、同じようなことをTVで話されてるお医者さまを見ました。
「(人は)年を取って、最期の時が近づくと食事を欲しなくなる」んだそうです。
そうして、安らかに旅立っていくんだと。
それはとっても自然の理に適ったことだとおっしゃっていました。
その先生の本
-
大往生したけりゃ医療とかかわるな
(幻冬舎新書)/中村 仁一

-
¥798
-
Amazon.co.jp
この先生はとても大胆なことを言われています。
「(高齢で)死ぬなら癌で・・・」と。
なぜなら、
「旅立つまで、自分でその準備ができるから」
TVを見ていて、
同じことをホスピスの患者さんから聞いていたことを思い出しました。
「自分はネ、まだ恵まれてると思う。
残る家族へいろんなことができるから。
災害とか事故であっという間に逝った人たちにはそんな時間はなかっただろうから」
実際、ご病気になられてから
ご夫婦で旅行に行かれたり、財産の整理をなさったそうです。

家事や日常の瑣末時に振り回されて、
「生きている(生かされている)」ことについて考えるなんてないケド、
わたしにとって、ここ(ホスピス)は“いのち”について想う貴重な時間。


最後までお付き合いいただきありがとうございます
アニマルコミュニケーター瑶か