何もしない毎日が続き、それでも旦那さんに連れられて精神科に通い続けました。

 

病院の先生は

「眠れていますか?」

「食事はとれてますか?」

 

と聞くだけ・・・。

 

何が変わっていくのか、私にはわからなかった。

 

「先生、私は治るのですか?」

 

と聞いたら

 

「治りますよ。」

 

って言ってくれました。

 

投薬を続けるうちに、全くの「無」の状態から少しずつ変化していることに気が付きました。

 

「お散歩に行きたい」

 

「ご飯を食べたい」

 

という感情が湧いてきたのです。

 

それに、自分で驚いて泣いたのを覚えています。

 

「無」じゃないこと、何かをしたいと思えたことがうれしかった。

 

そこからは、「無」ではなく、何かしたいと思うようになりました。

 

毎日の散歩が日課となり、散歩で出会うご近所さんに挨拶をしたり、

 

時にはおしゃべりをしたり、できるようになっていったのです。

 

そこで、私にかかっていたブロックを発見しました。

 

「旦那の悪口を言っちゃいけない」

 

という強い意志でした。

 

ご近所の奥さんたちは

 

「うちの旦那がさぁ」

 

と平気で愚痴をこぼしている。

 

これを私は、「やってはいけないこと」

 

と思っていたのです。

 

ご近所の奥さんに混ざって、私も

 

「うちの旦那さんはさぁ・・・」

 

と言ってみたのです。

 

すると、すっきりしたのです。

 

旦那さんのことは、大好きです。

 

頼りにしています。

 

でも、年が離れているので、言うことを聞かないと捨てられると思い込んでいたので、

 

愚痴なんて言えない、と思い込んでいたのです。

 

でも、旦那さんの愚痴を言ったら、なぜだかすっきりとしたのです。

 

それから、気持ちもハレバレした気持ちになって、どんどん元気になっていきました。