昨年の秋に、仕事もこれまで歩んでいた世界も、経済的な安定もすべてを
失ってから、まるで人生の強制終了のような空白としか
言いようのない数か月が流れていった。
この出来事……すべてを失うという現実により私は、これまでの自身に
纏っていたすべての着ぐるみを否応なく剥ぎ取られることになり、
着飾っていたものを失うことで虚勢を張ることも演じることも、たった一つの
小さな偽りを通す術さえも無くした。それは、恐怖としか言いようがなく、
半ば虚勢によって成り立っていた自分の核というものさえもが
木っ端みじんになり、指針というものが欠片なくなってしまい、
それにより生きる方法も術も何もかもが分からなくなっていた。
たった一つ分かっていたことは、これまで虚勢という手段を本当に多く
用いていて、それらによって無自覚にいつのまにか自分さえも偽ることが
平気になり気づきもしない状態だった。
これからどうやって生きていくの……?
来る日も来る日も、そればかりを考えては時間だけが流れるの繰り返し。
精根尽き果て思考は完全に停止し、やがては肉体までが影響を受けて
いったが、面白いものだ。
ここまできて思考が完全停止すると、物事を今までみたいに論理的に
考えることが出来なくなり、いわゆる『 感覚 』というものしかなくなってくる。
この時も、ただそれだけを感じていて、どこかでもうそれしか自分には
ないんだ……と、諦めのようなマインドになっていた。
と言っても、人間は簡単に終われる訳もなくて、どんな状況にあろうが
生き続けなくてはならない。だとするなら、もうこれしかなくなっていったなら、
唯一残ったこの感覚とやらに縋っていくしかなかった。
感覚……それは、一切の思考の介入のない自分のハートの
バイブレーションだ。私達が生きているということは、絶え間なく訪れる
毎瞬に自身で選択をし続けるということで、その指針がその時の私は、
バイブレーションによる判断しかつかなかった。
じゃ、そうするしかないじゃない……。そんな感じだった。
その時、自身で腹を据え、一つのことを自分自身に誓ったのだ。
もう二度と自分のハートには、如何なる理由があっても嘘をつかない!
偽らない!例え、偽ることで手にできるものがあっても、ハートの
バイブレーションに従うことで失うものがあったとしても、そのすべてを
受け入れると……。他の選択肢がなかったからと言えば、それまでだけど
これを貫くことは、多大な恐怖でしかない。
これまでの私は、何かを選択する時に必ずと言っていい程にハートに耳を
傾ける前に、一人詰将棋のように、思考の完全なる支配のもとに現実の
損得勘定と戦略の上でしか選択肢を定めなかった。
何事に対しても、これで手に入るはず……と言わんばかりに行動し、
手に入ったか入らなかったかという結果に振り回され翻弄していた。
手に入れば、それをひけらかすかのように掲げてみみては承認や賞讃の
賛美に酔いしれ、手に入らなければ怒りに駆られ執着や攻撃といった手法を
用いたり、こんなことの繰り返しによって、いつしか自分を明け渡して
いたのだから、それを反転させるどころか、真逆を貫くのだから恐怖に
駆られるのも当然だった。
しかし、自分の誓いを貫くしかない中で、実際にやり始めると最初こそ
恐怖に抵抗・誓いを立てた自分の首根っこを摑まえにくる過去の自分との
葛藤だったり、色々なことがある過ぎるくらいに起き続けていたが、
やがてそれらを自己にて自制し律して貫けるようになり始めた頃から、
ふとあることに気付きだした。
すべてを失ったからといっても、私は同じ場所に生きている。
同じ次元の同じ場所で同じ自分を……にも関わらず、気がつけば自分の
マインドの中からNO!が消えてなくなり、いつしか自分のすべての選択に
毎回知らず知らずに納得している自分がいたのだ。
~~だから、こうだ!とか、~~は、というすべての主語が自分に
なっている。何かを選択した理由も、自分がした選択したすべても私が……
と、いった具合に。
あまり好きな言葉ではないが、だからこそ何が起きても目の前に立ち
はだかっても、仕方ないじゃん!私が選んだんだから……そう言って、
すましている自分がいたのだ。
そして、これに気付いた時から自分の世界が大きく変容していることに
明確に気づき、それが私の大きな目覚めとなっていくことになった
失ってから、まるで人生の強制終了のような空白としか
言いようのない数か月が流れていった。
この出来事……すべてを失うという現実により私は、これまでの自身に
纏っていたすべての着ぐるみを否応なく剥ぎ取られることになり、
着飾っていたものを失うことで虚勢を張ることも演じることも、たった一つの
小さな偽りを通す術さえも無くした。それは、恐怖としか言いようがなく、
半ば虚勢によって成り立っていた自分の核というものさえもが
木っ端みじんになり、指針というものが欠片なくなってしまい、
それにより生きる方法も術も何もかもが分からなくなっていた。
たった一つ分かっていたことは、これまで虚勢という手段を本当に多く
用いていて、それらによって無自覚にいつのまにか自分さえも偽ることが
平気になり気づきもしない状態だった。
これからどうやって生きていくの……?
来る日も来る日も、そればかりを考えては時間だけが流れるの繰り返し。
精根尽き果て思考は完全に停止し、やがては肉体までが影響を受けて
いったが、面白いものだ。
ここまできて思考が完全停止すると、物事を今までみたいに論理的に
考えることが出来なくなり、いわゆる『 感覚 』というものしかなくなってくる。
この時も、ただそれだけを感じていて、どこかでもうそれしか自分には
ないんだ……と、諦めのようなマインドになっていた。
と言っても、人間は簡単に終われる訳もなくて、どんな状況にあろうが
生き続けなくてはならない。だとするなら、もうこれしかなくなっていったなら、
唯一残ったこの感覚とやらに縋っていくしかなかった。
感覚……それは、一切の思考の介入のない自分のハートの
バイブレーションだ。私達が生きているということは、絶え間なく訪れる
毎瞬に自身で選択をし続けるということで、その指針がその時の私は、
バイブレーションによる判断しかつかなかった。
じゃ、そうするしかないじゃない……。そんな感じだった。
その時、自身で腹を据え、一つのことを自分自身に誓ったのだ。
もう二度と自分のハートには、如何なる理由があっても嘘をつかない!
偽らない!例え、偽ることで手にできるものがあっても、ハートの
バイブレーションに従うことで失うものがあったとしても、そのすべてを
受け入れると……。他の選択肢がなかったからと言えば、それまでだけど
これを貫くことは、多大な恐怖でしかない。
これまでの私は、何かを選択する時に必ずと言っていい程にハートに耳を
傾ける前に、一人詰将棋のように、思考の完全なる支配のもとに現実の
損得勘定と戦略の上でしか選択肢を定めなかった。
何事に対しても、これで手に入るはず……と言わんばかりに行動し、
手に入ったか入らなかったかという結果に振り回され翻弄していた。
手に入れば、それをひけらかすかのように掲げてみみては承認や賞讃の
賛美に酔いしれ、手に入らなければ怒りに駆られ執着や攻撃といった手法を
用いたり、こんなことの繰り返しによって、いつしか自分を明け渡して
いたのだから、それを反転させるどころか、真逆を貫くのだから恐怖に
駆られるのも当然だった。
しかし、自分の誓いを貫くしかない中で、実際にやり始めると最初こそ
恐怖に抵抗・誓いを立てた自分の首根っこを摑まえにくる過去の自分との
葛藤だったり、色々なことがある過ぎるくらいに起き続けていたが、
やがてそれらを自己にて自制し律して貫けるようになり始めた頃から、
ふとあることに気付きだした。
すべてを失ったからといっても、私は同じ場所に生きている。
同じ次元の同じ場所で同じ自分を……にも関わらず、気がつけば自分の
マインドの中からNO!が消えてなくなり、いつしか自分のすべての選択に
毎回知らず知らずに納得している自分がいたのだ。
~~だから、こうだ!とか、~~は、というすべての主語が自分に
なっている。何かを選択した理由も、自分がした選択したすべても私が……
と、いった具合に。
あまり好きな言葉ではないが、だからこそ何が起きても目の前に立ち
はだかっても、仕方ないじゃん!私が選んだんだから……そう言って、
すましている自分がいたのだ。
そして、これに気付いた時から自分の世界が大きく変容していることに
明確に気づき、それが私の大きな目覚めとなっていくことになった
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