今日は、初めての母を交えての家族旅行………
せっかくこの日を迎えるなら、心晴々と来たかったが、
今年になってからたった何ヶ月で心が張り裂ける出来事の
連発で、その傷の大きさで傷も癒えないのに、夏の終わりを機に
また大きな痛みのみに苛まれる二つの出来事の真っ只中…
とても、家族で旅行を楽しめるような心境にはなれなかった。
しかし、春先から何度となく計画してはキャンセルになり、
やっと実現したにも関わらず、何でこんな時なんだと
不思議でたまらなかった。。
ここまでキャンセルが続いたんなら、一層の事11月まで延びて
くれれば、この抱えている全ては、どんな結果に転ぶにせよ
間違いなく終結している。
例え泣いてボロボロになるとしても、こんなふうに真っ只中で
温泉に浸かるより、よっぽどましなのに……そう思えて
ならなかったけど、ここについて初めて何故このタイミング
だったのかが、よく分かった。
私の母の生き様は、壮絶という以外の言葉でさえ表現出来ない。
そのせいもあり私と母の間には、ずっと埋まることのない傷が
存在していた。
そんな中、以前にブログにも書いたことがあるが、
何気ないやり取りの中で、不意に母がポツリとうつむきながら
『この世に生まれてから、一度もいいことなんてなかった……』と
言ったその言葉は、その日以来ずっと私のハートをえぐり続けた。
幼い頃から母の生き様を頭ごなしに否定し続け、今日までに母が
与え差し出し続けてくれた全てに支えられ、本当に大きなもの……
その恩恵があったからこそ今の自分にたどり着けたことを十分に
知りながらも、無碍にしてさも自分一人で生きてきたかのように
そんなものあってもなくても意味すらなく、かえって邪魔だったと
言わんばかりに振舞ってきたことへの罪悪感などに苛まれていき、
その思いを弟と息子に話し、一度でいいから母のためにみんなで
時間を作って欲しいと頼み、初めての家族旅行を計画した。
しかし、普段から休日でさえ家族が揃って食事をすることすらない
この家族がたかが一泊二日という時間を共有することも
至難の技だった。
結局、春先から何度計画してもキャンセルになり、今日になって
半年の時間でやっと実現でき、この日まで母にはサプライズに
しながら私も弟も息子も、母のためだけに集った。
そして女二人、母・娘で差し向かいになり、秋の夜長を彩る
露天風呂で時を過ごす中で、母と娘の絆を取り戻しながら、
そこで今の私が抱える大きな痛みを伴う案件が何故こんなふうに
起きたのか……それが私に何を意味していて、何をもたらそうと
しているのかをも知ることとなったのだ。
本当に不思議だ……
母との傷を癒す行為が、私の痛みと傷を癒すきっかけに導かれた
のだ。