朝、バタバタとこどもたちを保育園に送ってから駅まで向かって歩いている最中に、突然考えが降ってきた。
ーしろちゃんと離婚しよう。
籍を抜いて、本当にひとりになろう。
しろちゃんが出ていってからもう3年が経って、わたしの生活は落ち着いてきた。
なんでも一人で決めて一人でやらなくちゃいけないのはすごく大変なんだけど、わたしにはその方が合っているのかもしれないと思うことが増えた。
しろちゃんがいたときは必ずしろちゃんに話をしていたけどしろちゃんは基本的に同意してくれてたから、いままでも全部わたしが決めていたといえばそうなのかもしれないんだけど・・・しろちゃんの同意はなによりも心強かった。
でもいまその同意は得られない。
最初のうちは不安で仕方がなかったけど、慣れたというかなんというかそれはそれで気楽だなと思えるようになってきた。
しろちゃんがいたときは、決めたことを実行に移す担当がしろちゃんだったから(今思えば自分でやれよなんだけど)、ちょっとでも自分が考えた通りにしろちゃんが動いてくれていないとイラっとしてたんだよね。(いやだから自分だやれよって話で・・・最低だなわたしは)
自分ではできないと思い込むことでしろちゃんにお任せする理由付けにしていたんだけど、それってすごくずるいことだったな、って今は思う。ほんとしろちゃんはよくやってくれてたな・・・。しろちゃんありがとう。ごめんなさい。
一人になって、いままでできないと思っていたことをやらざるを得なくなったら・・・結構できた。
そして、じぶんができないことにイライラしつつも自分の限界を知り、妥協点をみつけたり、べつの方法でやった(できた)ことにしたり、自分の機嫌をとれるようになってきた。
そもそも、あきらかにできないことはあきらめてる説もあるけど。
(それをしろちゃんにしていればと思う。わたはしろちゃんのことを「めちゃできる男」「頼りがいのある男」「まめな男」「正しいことを知ってる男」「完璧な男」だと思ってたから、そのしろちゃんにできないことはナイ!!と本気で思っていた・・・)
わたし、意外とできるんじゃーん!って発見と、自信をつけてきた3年間だった。