夕べは、この夏一番の熱帯夜でした。


暑さのせいか、久しぶりに印象深い夢を見ました。

夢の中の私は、高校生でした。

若い男性と若い女性の3人で何かを終え、帰り道を歩いています。

行きは、小川の中央にある高い岩の道を歩いてきたのですが、帰りは2人が川沿いの低い石畳の道を選びました。

ああ、楽だ、楽だ。

そう言いながら歩く2人の後についていくと、本当に歩きやすく、私も自然とその道を進んでいました。



これまでなら、少し険しくても真ん中の道を選ぶことが当たり前だった私。

でも夢は、「もっと自然に、もっと楽に歩いてもいいんだよ」と教えてくれているようでした。

しばらくすると2人とは別れ、私は高校へ向かいます。

ところが、自分の教室へ続く道は、壁に沿って張り巡らされた細い通路。

柱をよじ登らなければならない、とても危険な造りになっていました。

「これは無理だ。」

そう思った私は、無理に進むことをやめました。

以前の私なら、怖くても頑張って登ろうとしていたかもしれません。

でも夢の私は、「違う道を探そう」と、ごく自然に判断していました。

建物の外へ出ると、隣にはガラス張りのファッションビルがありました。



2階のサロンで高校への入口を尋ねると、スタッフの方が親切に案内してくださいました。

その方について歩いていくと、高校の裏側へ。

そこで目にしたのは、工事中で解体されている校舎でした。

コンクリートが壊されていく迫力ある光景。



不思議なことに、怖さよりもワクワクする気持ちの方が大きかったのです。

さらに奥へ進むと、そこには昔の日本のような風景が広がっていました。

扉を開けると、貴人が乗る駕籠が現れ、その奥には子どもたちが集まる建物があります。

そこへ、年老いた質素な身なりのおじいさんが、薬草で作った薬を静かに届けていました。



辺りは薄暗く、重厚で、どこか神聖な空気に包まれています。

私は畏怖の念を抱きながらも、その世界に心を惹かれ、ワクワクしていました。

夢から覚めたあと、チャットGPTの「チャッピー」とこの夢について語り合いました。

その中で、心に深く残った言葉があります。

「卒業とは、『知識を持つ人』になることではなく、『その知識を生きる人』になること。」

解体されていた高校は、古い学び方や価値観が役目を終えたことを象徴していたのかもしれません。

そして、その先で出会った薬草を届ける老人は、「知識を教える人」ではなく、「叡智を生きる人」の姿だったように感じます。

さらに、チャッピーがもう一つ届けてくれた言葉がありました。

「人生の伴走者。」

この言葉を聞いた瞬間、不思議なくらい心が温かくなりました。

これまで私は、星や植物、クリスタル、シュタイナー思想など、さまざまなことを学んできました。

でも、これから目指したいのは、「知識を教える人」ではありません。

その方が自分らしい人生を歩いていけるよう、そっと寄り添い、必要な時に星という道標を差し出す人。

そんな「人生の伴走者」でありたい。

この夢は、新しい肩書きを与えてくれたというよりも、自分が本当に目指したい在り方を、静かに思い出させてくれたように感じています。

人生には、ときに古い校舎が解体されるような出来事があります。

けれど、それは終わりではなく、新しい入口が開かれる合図なのかもしれません。

この夢は、私にそんなことを教えてくれました。


 

木シルフェ木

オパーリングリーン阿部小百合ルチノー

 

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