今日は忘れたくても忘れられない、私のこわいこわい思い出の話。

私には娘(現在7歳)と息子(6歳)がいますが、これは息子出産予定の3週間ほどまえのこと。
なんの用事だったか、とにかく大事な予定があって娘と出かけようとしたときのことです。

娘をチャイルドシートで固定してエンジン始動、そしてガレージを開けると・・・・

どどーん、とガレージの目の前に車が停まっています。
横付け、です。


そのころはduplex(デュプレックス)といって、
2件の家が1つの屋根の下っていう(上下、もしくはside-to-sideとか、作り方は様々)家
に住んでました。
duplexって、
  片方は大家もしくは大家の親族が住み、
  もう片方は借りてる人、
っていうパターンが多いみたい。
我が家もそうで、うちは2階部分(坂に立っていた家なので、道路からは1階部分と言うべき?)、
その下が大家さんの姪御さん(Mとしておこう)のお住まい。
まだ若い方なので、よく友達も来てました。でも常識的に駐車して、ね。


急いでたし、大体ガレージの目の前(ドライブウェイと言って車が3台くらい停められるくらいのスペースです)に横付けって、いくら何でも嫌がらせとしか思えない。


周りを見渡すと、若い見たことない男の人が家のフェンスに寄りかかって立ってる。


「すいません、この車、あなたの?」

「・・・あ、うん。」

「(・・・・いらっムカッ)車が出せないの、動かして貰えない?」


「・・・・エンジン、かからないんだ」

「はっ?・・・・鍵は?私がやってみてもいい?」

「・・・・・(無言)」




見ると、彼の手に鍵が。




「あのー。申し訳ないけど、あなたが出来ないなら私にやらせて?
 その鍵でしょ?手の中の」


「・・・」(ゆっくり手を見て、そして黙って私に差し出す)




おかしい、このひと、おかしい。



でも急いでたし、英語の電話は今以上に下手くそで緊張していた私、911(日本の110ね)にかける勇気もない。
実際、ここまでの会話、5分くらいかかってます。


差し出された鍵をもらって、ドアを開けたままエンジンをかける。
すぐ、かかる・・・・

そこで彼にもう一言。

「すこし、寄せてくれれば私の車出るから、動かしてくれない?」

「・・・・・・・」

「じゃ、私が動かしても構わない?」

「・・・・・うん」

「ほんのすこし、前に出すだけだからね。」

「かまわないよ」




Mの友人だと思うし、ってことで(大体彼女はこの時間、普段は仕事なんだが)Mのガレージ前に移せばいいか、って
運転席に乗り込み、
ホンの1mほど前に進めて


ふとバックミラーを見ると


うちの車がガレージを出て行く!!!!

つづく・・・・