頭の中のリピート再生は、
なかなか止まらない。
「嫌われていないかな」
「面倒くさがられていないかな」
「言いつけたって思われていないかな」
何度も何度も、同じ場面を再生してしまう。
でも私は、少しずつ気づいた。
これは“現実の続き”ではなく、
妄想のループだということに。
だから私は、自分を自分の言葉で
止めることにした。
ステップ1:自分を自分の言葉で安心させる
声に出してもいいし、心の中でもいい。
「これは妄想のループです。実際の現実ではありません。」
「私は今、安全です。怒られていません。」
たったこれだけ。
でも、言葉にすると、
少しだけ距離ができる。
飲み込まれていた自分が、
一歩引いて眺められる。
ステップ2:呼吸に意識を戻す
ゆっくり息を吸う……1、2、3
ゆっくり吐く……1、2、3
これを5回。
呼吸に意識を向けると、
脳は「今ここに集中していい」と
理解するらしい。
未来の想像でもなく、
過去の場面でもなく、
今、ここ。
それだけで、波は少し小さくなる。
ステップ3:体を動かす
足の指を動かす。
両手をグーパーする。
肩をゆっくり回す。
頭だけで考えていると、ループは強くなる。
でも体を動かすと、思考は途切れる。
不思議だけれど、本当に少し静かになる。
強い言葉にフリーズする私も、
ぐるぐる考え続けてしまう私も、
全部いなくなるわけじゃない。
自分を落ち着かせる方法を持っていると、
誰かに安心させてもらう前に、
自分で自分を守ることもできる。
あの日の私は、悪者だったのではなく
ただ、怖かっただけ。
そして今の私は、
怖さから戻ってくる道を、
ちゃんと知っている。
それだけで、少し強くいられる。
