昨日おばあちゃんの入院している
認知症専門の病院に行ってきた


入院してからもうすぐ2ヶ月
初めて会いに行った


母や妹から
ショックを受けるよ
行ってもばあばってわからないよ
と言われていたのだけど

「私はたぶんショックは受けない」
「たぶんばあばって分かる」
なんとなくそう思っていた

久しぶりに会ってみて
やっぱりばあばってわかったし
やっぱりショックは受けなかった


最初に見たとき思ったこと

あーばあば髪伸びたなー
顔が黒くなったなー
日焼けしてないはずなのに
日に焼けてるみたいだなー

そんなことを思った



私のばあばは
色が白くて
ふっくらしてて
髪の毛はいつも綺麗にまとめてて
爪が付け爪のように綺麗で
皮膚が柔らかくてすべすべしてて
少し目が垂れてて
よく嫌味を言って
自分の喋りたいことだけ喋って
ずっと寝てる笑笑

小さい時は
そんなばあばの横でよく昼寝をしていて
ばあばのすべすべの手で
手を撫でられるのが好きだった
柔らかくて優しくて暖かい

人への触れ方は
きっとばあばに触られていた記憶が
私のベースになっている

触れればなんとなく分かる
触れればなんとなく分かり合える
同じ空間にいるだけで同調して
何を思ってるのか、何を考えてるのか
だいたいわかる

血液型が同じだったからなのか
隔世遺伝で似てるところが多いのか
よく似ていてよく喧嘩をした



認知のばあばと本気で大喧嘩して
ひ孫達をばあばの家に置き去りにして
私だけばあばの家を飛び出すこともあった


ボケてしまっても
認知が進んでしまっていても
生きてる限り人間として対等だし
きっと還るときがきてもそれは変わらない


私は人に対してあまり
可哀想という感情がわかない
ばあばに対してもそれは同じで
非情と思う人もいるのかもしれないけど

どんな瞬間であっても
どんな状況であっても
人間としての尊厳があるし
人間として尊重するものと思ってる

状況や環境や状態なんて
その時々、年代、時代、加齢で
いくらだって変わる


それでも変わらないのは
人間であるということ




だからばあばに会って私のしたことは
起きたままになっている髪を整えて
車椅子生活でむくんでしまった脚を摩り
硬い筋肉を摩り動かす
そんな当たり前のこと


動かない状態、筋肉を使っていない状態で
むくんでしまった脚は歩き疲れた脚と違って
皮下がむくんだ状態で摩ればすぐに細くなる。

動作の時、動かせる筋肉は数少なく
限られた筋肉だけで動いているから
針金のように硬くなっていた。
頑張ってくれている筋肉に
お礼を言いながら摩って
動かしやすくなるように少し誘導してみたり
角度を変えながら動きを引き出してみたり
動きやすくなった感覚を感じてもらったり

できることは限られているけど
そのできることを最大限発揮できる状態に
導いてあげることで身体自身が
あ!まだ動けるんだって気づいてくれる

そしてその身体の感覚が
神経を伝って脳に届くと
脳にも刺激がいき、活性化する

とってもとっても地味な動きで
とってもとっても繊細な動き

その繊細さを持っているからこそ
人間は人間としての生きていけるし
人間を謳歌することができる




今認知症になっている世代は
人間の数も多かった
戦争を経験してる方もいる

そんな時代だったから
この繊細な身体の使い方を
知らずして大人になり、社会に出て
社会をつくり、子供達を産み育て
日本という国を立て直し
支えてくれた世代



感謝してもしきれない



そんな世代に私たちができることは
いくらもないのかもしれないけれど

私は最後まで人間を謳歌するために
身体のケアをしていきたい




そのためにも
今の子供達、若い世代、
働き盛り世代、中年世代、
まだ自力で身体を動かせる人たちには
自分の身体の扱い方
自分の身体との向き合い方
それを当たり前に知っていてほしい


まずは自分

というのも自分の身体だけでも
完全に理解しきることはないし
完全にコントロールできることはない


でも自分を熟知していく過程で
人の身体もわかるようになるし
それを人に伝えられるようになる

それはいきなり職業としてでなくとも
自分のおじいちゃんおばあちゃん
お父さんお母さん、子供達、孫達
身近な人だけでいい


そうやって、
自分を知った人が
自分の周りの人にそれを伝えていくだけで
どんどん自分を知る人が増える


そしたら老化だって緩やかになるし
もっと人間のパワーだって発揮されて
文明は発展するかもしれないし
今生きている世界がもっと良くなる


人は宇宙に魅せられるけど
最大の宇宙は自分の身体であり
その宇宙に魅せられるほどに
選択肢が広がり、世界が広がる

それこそ地球規模、宇宙規模に!!!



人間を知ること
自分の身体の感じ方
自分の身体の扱い方
きっとこれは家ごとに伝えられてきたこと
でもそれは一度西洋化された時に
文化として途絶えてしまったこと

ならば
それをまた再開するなら
教育に組み込むことだって
必要なのかもしれない

知ってる大人が子供達に伝えていく
それだけで未来は変わるし、世界は変わる



うん、だいぶ飛躍したなニヤニヤ笑笑



こんな風に想いを巡らせる
きっかけになったばあばとの面会👵


じいじにとっても
ばあばにとっても
ベストな選択をしてあげたいし

お金の心配をするじいじのことも
安心させてあげられるように
私がたくさん稼ぎたい!!!

だって年金暮らしのお年寄りが
入院や施設にかかる費用が
一月15万以上って!!
しかも都内はもっと高いらしい…
30万以上とか…






若い世代
頑張ろう!