私にとって105作品目の読了原書。
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贾平凹著 《妊娠》
長編小説とカテゴライズされているものの、
実質的には短編と中編を寄せ集めた6部構成!
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⓪序
①第一章 美好的侏人
②第二章 龙卷风
③第三章 故里
④第四章 马角
⑤第五章 瘪家沟
贾平凹さんの描く人間が好き。
愚かだったり、
余計な事を口にして痛い目に遭ったり、
何かを強く望んだり、
憎まれ口をたたいたり、
静かな優しさを育んでいたり、
良心の呵責と闘いながら日々過ごしたり、
フェロモンで異性を魅了したり、
小賢しく得したつもりが最期にツケを払ったり、
逞しかったり、
鈍感だったり・・・・・・
私に、
「あらら」とか
「トホホ」といった
感想を引き出す人々。
私の日常とは何の接点もなさそうな、
ずっと昔の、
遠い村の、
虚構の物語の中で生きる人々。
なのに、
「あ~わかるよ」
「なるほどね」
「そうか、そうか」
ふとした時に思い出してしまう彼らの言動。
贾平凹さんが描く登場人物たちは、
稚拙なドラマや単純なアニメとは異なり、
性格や役割がデフォルメされたりしていない。
温かいフィルターを通して、
それぞれが描かれている。
この温かい眼差しのフィルターであり、
卓越した表現で作品を送り出す贾平凹さんに、
私は惹かれ続けている。
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