余华文学、代表作の一つです。
余华著「兄弟」 (2008年出版)
630頁とかなりの長編でしたが、
大変楽しく読み進めました。
弟の李光头(リー・クワントウ)と、兄の宋钢(ソン・ガン)、
彼らの人生を描いた物語です。
この兄弟、血はつながっていません。
李光头の母親と、宋钢の父親が再婚した日、
幼い少年二人は兄弟となります。
江南小镇という小さな町に暮らす人々と
この兄弟二人との関係は、
その時その時の時代背景(文革など)や、
立場(社会的蔑視や成功など)によって変化し続けます。
波乱万丈の人生劇をつなぐ本書の軸は
ナント「エロ」と「性的本能」![]()
始まりから終わりまで一貫しています。
下品さが受け入れられず、
この作品を苦手な人が多いと聞いた事があります。
確かに、キーワードをあげると・・・
”屁股”(お尻),”偷看”(覗き),”处女膜”(処女膜),”理发馆”(風俗店) 等など
ちょっとキワドイでしょうか。
但し余华さんの「エロ」には独特のユーモアがあるので、
私はいつも笑いながら楽しく読ませてもらっています。
ただ、今回途中の”ミス処女コンテスト”の章は
ちょっと引っ張りすぎで冗長な印象を受けました。
全般としては、
ストーリーテラーとしての念入りな構想と
登場人物のキャラクターのブレないところが
著者らしい手腕を感じさせると同時に、
映画のようにイメージが浮かび飽きませんでした。
そして、主人公李光头の少年時代、
とにかく可愛くて仕方がない!!
そして大人になってもその途中経過でも
実は彼の芯は全く変わらなかったんだなぁ
っと、読後更に感慨深かったです。
余华さんの作品に更に多く触れたいです!
オマケ(インド生活)。
最近知ったインド産の美味しい物たち!
フランスのモエシャンドンが
シャンパーニュ瓶内二次発酵
を伝授した『インドシャンドン』。
そして、ワインブラン
が製造したグレープシードオイルの
エクスト
かなりの高レベルで感動モノです![]()
ランキング参加中♪
←(ポチッとしてくれると励みになります!)
にほんブログ村


