オープンクエスチョンに戸惑うことについて。
自分自身がそう感じられたことがある方も、子どもや、周りの人と接していて、そう感じることがある方もおられると思いますが、
ざっくり問われたことに対して、何をどう答えたらいいのか、戸惑った経験はありませんか?
誰しも、そういう気持ちになったことはあると思います。
そして、そこには、こういう理由があることがあります。
わたしも子どもの時、何を聞かれているのか、何を答えたらいいのか、わからない、と感じていることがありました。
でもそのときは、自分が何に戸惑っているのか、何にわからなさや心もとなさを感じているのか、ぼんやりあいまいで、分かりませんでした。
大人になって、そういうことに気づいたのは、20代前半で、塾で英語を教えたときでした。
中学生の子に英語を教えて、そして数年後に、小学生の子に英語を教えたりしたときに、、
その感じが分かりました。
英語を教えていると、それがよく分かります。
House と Home の違い。 Job と Work の違い。
建物としての家と、家庭の違い。
こういうのって、成長とともに分かるものです。 大人になったら分かるけど、子どもには分かりにくいんだな、、ってことが多々あることが分かりました。
そして、それは子どもと大人という違いだけではなくって、様々あるんだなーと分かってきました。
ハウス と ホーム みたないな、こういう例は分かりやすいけど、説明できない分かりづらさって、微妙にいっぱいあって、何故分からないのか、分かっている人からは分からないってことがたくさんあります。
いろんな物事に対する「概念」がまだまだ育っていなくって、いろんな物事の輪郭が全体的にあいまいで、その世界を持つ自分に(子どもたちに)、質問をしても、なんとなく分からないものなんです。
それが、「概念」が育っている大人にとっては、何が分からないのか分からないくらいに、普通の質問に感じることでも、簡単に感じることでも、「概念」がまだまだ育っていない人にとっては、よくわからないんです。
それは、いろんな水彩が混ざり混ざったにじみ絵の世界を持っている人に、青はどれですか?って聞いてるような感じで、
本当に 「これも、あれも、それも 青なのかな?」 って思います。
でも、その世界ってね、とても美しかったりするんです。 すごく美しい感覚を知っているけど、人間の言葉で見つけられなかったりと。
そこに 「青はどれ?」って愚問に近いくらい、尋ねられたものにとっては意味不明だったりすることがあります。
しかも、わたしたちは、正解を求められる学校や社会に、自分がそれを望んでいなくても、馴染んでしまっているので、
正解があるのかな、、と思うと、心理的にとても答えにくいものです。
この「概念」の育っている、育っていない、は、社会基準、地球基準なんです。
なので、地球的社会概念が育っていると、生きやすい面はあっても、それが育っていないことは、育っていることよりも「劣っているのだ」ということではないです。
実はどちらかというと、、
優劣はないんですが、
そういう概念が育っていない、というのは =「概念が広い」 とも言えます。
なので、非常に自由な発想をすることにも繋がり、独創性に繋がったりします。
なので、「地球的概念」は ぜひ、固定させる方ではなく、便利な方に、生きやすい方に育ててあげてください。
自分に対しても。
他者に対しても。
「理解が悪い」と見てしまうと、自分に対しても、それが他者に対しても、
育つ方向には行きづらく、そしてそもそも持っていたその「概念の広さ」も、可能性の宝庫として輝きにくくなります。 (気づいたときから光は戻ってきますけど)
なんだか ピンときていないのかな?という反応を返してくれる子どもや他者に会ったときは、
的を絞らず全体的に聞く 「これどう思う?」 や 「何がしたい?」 等のオープンクエスチョンではなく、
「AとBではどちらが好き?」や、「これと、それではどちらをしたいと思う?」等、 クローズドクエスチョンで、聞きなおしてみてください。
質問は、いくらでも調整していけるので、相手のペースに合わせることが工夫次第で可能です。
それは自分に対しても一緒です。
わたしは、子どものころ、右や左がなかなか覚えられなかったり、時計もなかなか理解できませんでした。
そういうことから、雑多、かなり様々なよく分からん「分からん」と「戸惑い」を持っていました。
そして、とても空想家だったので、幼い頃は人一倍 ぼ~~~~っとしていて、いろんなことが実際人より遅かったのですが、
だからこそ、自然に生きる術?として、自分にいろんな角度から質問する習慣がついてくるようになりました。
おそらく、自分に対して、クローズドクエスチョンをしまくっていたのだと思います。
それは、自分に対して肯定的に「地球的社会的概念」を育てることをかなり助けてくれたと思います。
「概念」っていうのは、「自我」と密接に関係していて、「自我」が育たないと「概念」が育ちにくいのですが、その「自我」によって「縛り」がかかっているところを、
今あえて放していきましょうってことを、多くの人が試み始めています。
「固定概念」を手放そうってしている人が増えている現状があります。
なのに、「こう聞かれたら、こう答えるべきでしょ。」 「今はこうあるべきでしょ。」と、
概念を無理やり教えにいくあり方は、自分に対しても、他者に対しても、もう、本当には望んでいない方向ですよね。
それでも 大切なものを守るため、心地よく生きるため、ここで皆と調和して生きていく願いのもと、「地球的概念を育てる」こともあります。
「地球の歩き方」ガイドブックのようなものです。 自由に命を大切に歩くため。
それは「育て方」によって、機能するものになってゆくのか、苦しめるものになってゆくのか、きっと変わってくるから、
ぜひ、共感したら、自分にも、他者にも、「問いかけ方」を工夫してみてください。
それは、思い込んでいる以上に楽しく楽なあり方なのだと思います。
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