もともと、運動会を楽しみにしている感じではなかった娘。




運動会の前日からお腹痛くなっちゃって、


当日マシになったから学校行かせたけどやっぱ痛くなってきちゃって、


生徒席でワンワン泣きながら


仲間たちがダンス本番をハツラツと披露しているのを見ているしかなかった。




親としては、


あんなに練習したんだからやり遂げたかったよね…、


悲しいよね…、


悔しいよね…、


と勝手に同情した。





この日のために手描きして準備したTシャツを着て


運動場の方を見ている娘を見ていたら、


勝手に可哀想になってきて私は涙が出てきた。





結局あまりにも痛がるので、


ダンスが終わった時点でもう帰ることにした。






楽しそうな親子たちで混雑する中をぬって外に出る時、


その対比で余計に自分たちが「ふつう」とは違う気がして、


とても虚しくなってしまった。





家に帰ってからお腹が落ち着いてきた娘に


どんな気持ちだったのか改めて聞いてみたら、



「泣いてたのは痛くてたまらなかったから。


50m走はやってもいいけど、ダンスは別にしたくなかったから、むしろしなくて済んで良かった。


学校好きじゃないから、家に帰れることになって嬉しい。」


と言う。






そのまま言葉通り受け止めて良いのか、


悔しさを隠しているのか、


本心はどちらなのかいつも分からない。