監督「うーん、ここ台詞ないよね?そのアドリブも雰囲気に合わないかな〜。一旦別のエキストラさんお願いできる?」



もし私が自分の人生の監督だとしたら

最大限優しみをもってこう伝えるだろう。


脚本家としては、余計な脚色をつけるエキストラは絶対NGだけど。笑


現実問題、起こることは起こるものなので。






私は、そこで必死に適応しようとしてきた節がある




この人はこう来るのね、じゃあこう返してみよう


あら〜そっちいっちゃったか

とりあえず笑って誤魔化しておこう、みたいな。



そうこうしているうちに、自分の脚本はカバンの中にしまったままで、目の前の人の稽古相手になっていたのだと思います。



ちょっとピリついた空気を漂わせながら、時にユーモアを交えたりして、その場を壊さないことが最優先だった。











というのも、娑婆世界(いわゆるスピ界隈以外)に出て思い知らされ、驚いたことがあるのです。




私が持ってる前提はあたりまえじゃなかったんだ(笑)と。




それはいわゆる"感性"を大切にしようとする言動。



ただ、そもそも"感性"なんてあるのかないのか。

自分で言うにはあまりに気恥ずかしいワードではあるものの、先の話を展開するためだもの、仕方あるまい。


堪忍くださいな





逆に言えば、スピ界隈にいるとゼロではないが限りなく遭遇の機会は少なかった。



私が出会ってきた人は、程度や種類に違いこそあれ、繊細さを持て余して社会生活で生きづらさを感じ界隈にいる人がほとんどだったので


他者が「大切にしている価値観」をまるで聞こえないように自分の話にすり替えてしまう。


そんなあまりにも主観的な人を、私は知らなさすぎました。笑




いやー、びっくり。




いい年して免疫もなかったし、得意の分析研究をもれなく発揮しつつ、不得意な拒否のタイミングを逃しに逃して限界を3回超えた。


今回まだマシだったのは、5回まで持ち越さなかったことですねw









結果として「付き合いきれないわ」となり

現段階での適切と思われる手段を経て、境界線を明確にしました。



「この脚本にその台詞は不要なんです」と。





まず前提として

私は目に見えないものを大切にすることを、ごく自然におこなっていました


そして、

言葉にならない違和感や、空気

その人が本当に大切にしている何かを見出そうとすることにこそ豊かさがある



みたいな。


実態のないものをあたりまえに取り入れて、取り組んで


それが好きだし、楽しいし、必要だなあって。






でも、世の中ってそれだけじゃなかった(笑)


たぶん本来はこっちがマジョリティなんだろうけれど


私が生きてきた世界の中ではあまりにもあたりまえだったので、いざ直面すると困惑するもので



一時は2〜3キロ痩せました(笑)






こっちが正しくて、そっちが間違えてる、とか

私はこっちをやるから、そっちはそっちで!とか


二極化した話をしたいわけでは決してなく。




ただただ「これ以上あなたの稽古にお付き合いするわけにもいかないので、お暇いたしますね、オホホホホ〜」と(笑)



しれっと、でもバッサリと

マジョリティ世界に背を向けて、自分の脚本を開き直した。



そんな最近なのでした。









そしたら不思議なものですね


愛すべき、信頼できる、この先も一緒に時間を重ねていきたいなと感じる人に囲まれています



家族、友人、上司、同僚などなど


私生活や労働、暮らしを構成する主な人たちと

目線を合わせて足並みを揃えて、チームとして取り組みたい


一緒にたのしく生きていたい!


と、協調性に著しく欠けていたかつての私には

信じがたい想いに溢れているw




命の時間を重ね合いたい


そんなふうに思える人たちが日常にいます


私は、いま、私と関わってくれる人をものすごく好きなのです。










これにはたぶん「結婚して異性の関係から解放された!!」みたいな、ウィットのきいた側面もあり

本人にも「人としてかなり好きですよ」と伝えているし(笑)



私に抱いてくれる期待を、プレッシャーではなく未来展望として前向きに捉えられているし。




ああ、自分の人生を取り戻したんだなあ




と、驚愕にも(?)思えたりするのです。








逆に…遊びにもならない他人の芝居に付き合ってしまう時、私は一切輝けないw



苦痛に歪み、引き攣った笑顔で「あははは」と声だけ出しているか


虚無の状態でただそこにいるか



もう、本当に、辛い(笑)




もっとも、それは私の舞台ではない。




だからこそ余計な摩擦を生まずに

遊びにもならない芝居には「初めからいませんでしたよ?」なんて顔でとっとと退散


私は、私の脚本の続きを描くことに余念がない




今はそれに夢中です(笑)