
昨日、待ちに待ったフジコさんのリサイタルへ行ってまいりました~
まあ、この方も色々と批判を受ける方でありまして。
一番多いのが「ヘタ」なのにという意見。
プロとして失格レベルなのに、どうしてチケット代があんなに
高いの?と一般の方がおっしゃってましたね(笑)
(失格レベルってね・・・(笑))
音楽でアカデミックな教育を受けておられる方が
よく批判されているようです。
(ちなみに、チケット代の一部を寄付されたりしているそうです)
まあ、
昨日聞きましたら、ところどころずれていたり、
ミスタッチがあったり、と
おっしゃる通りです。。
完璧に美しく弾きこなすピアニストと比べますとね。
ですが、
一般の方に「失格」のレッテルをはられたフジコさんですが、
今世紀最大の作曲家・指揮者の一人と言われる
ブルーノ・マデルナや
レナード・バーンスタインが彼女を支持したんですよ。
プロ失格と言われたフジコさんを支持した彼らも
プロ失格なのでしょうか?
なんだか、腑に落ちません。
「音楽」も「芸術」で、テクニックが巧みであることも必要なのですが、
「人を惹きつける」と言う事が大事なのではないでしょうか。
フジコさんは、若いピアニストなどに比べれば
テクニックでは負けるかもしれません。
それ以上に彼女の強みは
「深み」「柔らかさ」「人の心を惹きつける、チャーミングさ」
なのだと思います。
それは、にわかでは物にできるものではありません。
なぜこんなにも感動するのかなあと考えていました。
彼女は過去に様々な辛い経験をされています。
貧乏、孤独、批判、聴力を失う、愛する人を失う、など。
その中でも、いつも自分と向き合って生きて来られたんです。
彼女だけではないのかもしれませんが。
ピアノがあったから、今のフジコさんがあるんです。
ピアノを聴きに行きましたが、
実はフジコさんのピアノから奏でられる、
「人間味」に惹かれて行ったのだと思いました。
とても素敵な魅力的なピアニストです。
私は彼女の弾く、リストが大好きです。
ぜひ一度は聴いて頂きたいなあ。
(ボロボロ泣いたのは言うまでもありません(笑))