まったく人間ってのは自分勝手な生き物さ。
ああでもない、こうでもない、アレが嫌だ、コレが気に食わない。
もっと自分の足元を見てみな。
いいことがあるはずだよ。気が付いていないのかい?
足元の幸せに気が付かなければ、遠くの幸せが見えるはずもない。
例え見えても、そこに辿り着くための日々の努力ができるわけがないのさ。
おやおや、朝っぱらから
本音を炸裂させちまったよ。
悪かったね。
私は
奪衣婆(だつえば)。
名はおしずってんだ。
うしろのおしずって本に、私の全容が書いてある。
読み返してみるものいいし、まだ読んだことがない場合は読んでおくに越したことはない。
この本で人生の考え方が変わったという人間が多数だよ。
悩み苦しみ、なぜ自分だけが、と思ったなら頁をめくることだね。
きっとヒントがあるはずさ。
さて、今朝はどうでもいい話をしようかね。
今、うちのタカは
島根にいるのさ。
宮城から遠く離れた島根。
黄泉の世界に繋がる場所がある、なんともミステリアスな場所さ。
実は今回の旅の目的地は、
「島根県内のある場所」だった。
そこを昨日、回るはずだったんだよ。
だけどね、タカは夢をみた。
「おぬし、その地方には行くでない」と。
目が覚めて、すぐに「やめよう」と決めたんだ。
なぜなら、「やめよ」と夢で言われたから、素直に従ったのさ。
例え、そこに行くのが最大の目的でも、直感が「NO」と言ったらやめる。
これが自分を救う一番の秘訣なんだよ。
現に昨夜も一緒に飲んだ親友から、
「あの地方のある場所に住んでいたんだけど、限定的な場所だけど……
いるんだ、実は。オレ、見たんだよ。今から30年近く前に、霊感もないのに、見たんだ」
なんてシャレにならない話を聞かされたからねえ。
だけど大丈夫、安心しな。
通常の観光客が行く場所じゃないからね。
ただ、どこにでも「そういう場所」はあるということさ。
ま、今朝の話はちょっとした与太話と思って読んでくれればそれでいい。
さあ、今日でタカの旅もラストだ。
最後まで楽しんでおいで。
島根、鳥取、世話になったね。
なんだって?

まだ行くところある?
ま、いいさ。しっかり学んでおいで。
それじゃ、あんたたちも元気で今日を過ごしな。
出かけるあんた、転ぶんじゃないよ。足元をしっかり見ながら、それでも前を向いて進むんだ。
幸せはそこにあるからね。
さあ、行っておいで。元気にね。
おしず
作家生活10周年作!
著者の集大成にして新境地の歴史エンターテインメント
予約受付中です!!
オンラインサロン始めました~♪
皆さんのご参加をお待ちしています!!
僕たちは、日本赤十字社の 「ACTION!防災・減災」プロジェクトに賛同しています!!
こちらも好評発売中!!

















