こんにちは
京都占いサロンasile~アジール~
らんたんです。
【 生きる力 】
これは、人だけではなく植物にも言えること。
自宅で育てている植木鉢に、ハイビスカスがあります。
記憶が正しければ、購入してからもう2年ほど。
けれど、一度も花を咲かせたことがありませんでした。
その後に購入したハイビスカスは
毎年ちゃんと花を咲かせるのに…。
しかも、そのハイビスカスは一時、全滅しかけたんです。
葉は落ち、枝だけになり
誰が見ても「もう枯れてしまった」と思うような姿。
だけど、なぜか私は
「この子は、まだ終わってない。」
そんな気がしてならなくて。
枯れ木のようになっていても、水をやり手入れを続けました。
それはもう、我ながらしぶとく(笑)
すると一年近く経った頃でしょうか。
枝の先に、小さな緑が顔を出し始めたんです。
「やった!」
その後は、あっという間。
葉が増え、そして、ある日。
蕾の先から、少し深みのある赤い花びらが見え始めました。
その時になって初めて
「あっ、この子、赤いハイビスカスだったんだ。」
色すら忘れてしまっていたことに気づきました。
ちょうどその頃、私は東京へ出かける予定がありました。
「もしかして、留守中に咲いちゃうかな。」
そんなことを考えながら出発。
ハイビスカスは一日花。
たった一日、美しく咲き、その役目を終えます。
だから、何としても見届けたかったんです。
そして東京から戻った翌日。
「あれ?」
蕾があったはずの場所に、何もない。
咲いた形跡もない。
どういうことだろう…。
周りを見渡すと――
あっ。
鉢の下に、蕾がそのまま落ちていました。
咲くことなく、力尽きてしまったんですね。
少し切なくなりました。
以前、樹木医さんから聞いた言葉を思い出します。
「花を咲かせるというのは、とてつもないエネルギーが必要なんですよ。」
蕾ができることも。
花を咲かせることも。
決して当たり前ではない。
簡単なことではないのだと。
人で例えるなら、出産にも似ています。
命を宿し、生み出すというのは
それほどまでに大きな力を必要とするもの。
植物の世界も同じなんですよね。
私たちは、花が咲けば「きれい」と思い
咲かなければ「まだかな」と思ってしまう。
でも、その裏では、目には見えないところで懸命に力を蓄え
生きようとしている。
人も同じなのかもしれません。
結果だけを見てしまいがちだけれど
その人がそこへ至るまでに積み重ねてきた時間や
見えない努力は、外からは分かりません。
花が咲くことだけが「生きる力」ではない。
咲こうとした、その命の営みそのものが、生きる力。
そんな大切なことを
このハイビスカスから教えてもらった気がしました。
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日常の小さな欠片を綴る場所として
【 note 】始めました。
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