平安の世界が、今の私に残したもの | 京都占いサロンasile 〜アジール〜 らんたん

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人生の選択に迷うとき、
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禅タロットと霊感リーディングを通して
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図書館で最後に借りた本は?

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最後に図書館で本を借りたのは、いつだっただろうか

思い出そうとすると、ずいぶん遠い記憶を辿ることになる



おそらく借りていたのは、源氏物語



当時は、さまざまな現代語訳を読み比べていた時期があった



・与謝野晶子

・田辺聖子

・瀬戸内寂聴

・谷崎潤一郎



物語の大筋は同じ

けれど、読んでいるうちに気づいた



「言葉の運び」が、まったく違う



同じ場面でも

ある人は情熱的に、ある人は柔らかく

またある人は静かに余韻を残す




その違いが面白くて

いつしか物語そのもの以上に

「言葉」を味わうようになっていた




そして今、ふと思う




私は子どもの頃から

ずっと「言葉」にこだわってきてたみたい




家族にはよく言われた

「なんで同じものばかり読んでるの?」と⋯



理解されていたかは、正直わからない。

※いやっ⋯されてなかった(笑)

けれど、それでも構わなかった



一度ハマると、とことん

納得するまで、何度でも⋯



そうやって触れ続けた世界は

いつの間にか、自分の中に残っている




これまであまり人には話してこなかったけれど

着物が好きになったきっかけも、思い返せばここにある




物語の美しさだけでなく

そこに流れる時間や、纏う空気に惹かれていたのだと思う




けれど気づけば

ここ最近はめっきり着物から遠ざかっている



――たまには、袖を通してみようかな



そしてまた

あの平安の世界に、静かに誘われてみよう