尖閣ビデオ流出事件は、なんとも複雑なものがありますね。
【いまさら言ってもしかたないけど】
衝突した中国漁船を捕えた時に、報道に流していれば何ということは無かったことは皆さんも感じておられると思います。
たとえ、それによって中国のデモ活動が起こっても、多分ですが今と変わらない流れになっていたのではないでしょうか。
【機密扱いなら罪、そうではなくても多少の罪は避けられないと思う】
しかしですよ、一旦機密扱いになってから、ビデオを流出させたと言うところは。守秘義務違反としての追及は避けられないでしょうね。
これをうやむやにはできないでしょう。守秘義務違反はそんなにいい加減なものか・・・と思われた時点で日本のセキュリティー管理は崩壊すると思います。
機密扱いになっていたかどうかは議論の中心でしょうが、機密ではなくとも社内資料を勝手に持ち出したという点では問題があります。
今回の場合や、先日の郵便不正事件での大阪地検のように、資料を自宅に持ち帰ったり・・・、
これからはセキュリティーと保守管理の時代が暫く続く
わけですから、皆さんも勝手に社外に資料を持ち出さないように気を付けた方がいいですよ。
「だって、仕事こなせないじゃない」
と言う事になりますが、相当自分の仕事が遅いならともかく、そうでなければ管理職がそういう環境を改善させてゆくように持っていかなくてはいけない問題なのです。
昔の団塊の世代のように、ただヤレー働けーの時代ではないのですよ、今は。
話がそれました。
セキュリティーについては、いくらコンピュータの管理を厳しくしたところで、内部の人間が守らなければ、何の効果も無いです。
いつだったか、まだ住友銀行があった頃、社員が顧客情報を盗み出した事件がありました。
銀行なのでセキュリティーは厳しいです。
しかし、その人は自分のデスクトップパソコンごと、担いで家に持って帰りました。
こんなことされるとどうしようもありませんね。
シンクライアントと言って、サーバー機(親機)だけがハードディスクやUSBを持っていて、社員が使うパソコンにはUSBもハードディスクも付いていないパソコン(端末)を使うようにする方法があります。
これならばパソコンを担いで持って帰られても大丈夫です。
このシステムは市町村にどんどん導入されています。
しかし、それでも今回の様な場合は、どうでしょう。サーバー機(親機)に仮に「石垣島管区フォルダー」と「神戸須磨管区フォルダー」が作られていて、神戸の人は石垣島フォルダーを見れないようになっていたとします。
しかし、各管区同士データーを受け渡したり共有させたりする必要もあります。
そんな時は、共有フォルダーを観れる権限を持った人が、見る事が出来るIDとパスワードでパソコンを立ち上げて(ログオンして)、共有フォルダーを触るしかありません。
あとは、作業者のモラルに問うしかないのです。
だから「守秘義務」(公務員の場合)や守秘計約を結ぶわけです。
私が日本ハムのSEをやっていた頃、写真と履歴を提出して「守秘契約書」を交わしました。
この契約を交わしたものだけが、本部の電算室に入る事が出来たのです。もし問題があったら、もちろん損害賠償をしなければいけません。調合に関わる資料がもし、ライバル会社に渡ったら大変な事になる訳です。噂によれば1000万を超える値で取引されると聞きました。
それだけ守秘義務違反というのは重い罪なのだと思います。
言いにくいですが、確かにヒーローかもしれませんが、これって、巡視船に衝突した中国船の船長が国に戻ってもてはやされてVサインしているのと、同じレベルになってしまっていますね。(本人には申し訳ないけど)
だから、ビデオを流出させた人はは多少なりとも罰せられなければいけません。
【個人的な気持ち】
個人的には、今後の就職先を保証してあげるとか、この件で海上保安部をやめる事になった人たちや家族を助けてあげてほしいです。
【どこまで罰する気?】
今国会で、自民党が尖閣ビデオ流出の責任を取れと民主党に言っていますが・・・
海上保安庁のセキュリティーシステムを構築したのは、自民党政権の頃のことでしょう?
・ならば、自民党もセキュリティー管理の甘いシステムを導入した責任を取れ!
他にも
・システムを構築した人は?
・上司、管轄長、保安庁長官、国土交通省、仙石さん、菅首相・・・・
きりがないです。みんなクビにして、何か良くなるのですか・・・?
自民党はおかしいですね。
責任をを取る ということは
今後二度とこのような事が無いようにどうすべきかを協議して、しっかりと対策を取る
と言う事ではないのですか?
これも先ほど私が言った保守の時代の一つの表れだと思います。
それでも、対策を取らなかったり改善されていなければ、そこで初めて辞任や解雇でしょう。
二言目には辞任や解雇と・・簡単に言い過ぎ!
ってここまで言い出すときりがないですよね。