私の高校からの友人で、
現在カフェの店長をしている子がいます。
彼女はご両親の事業が振るわなかったこともあり
「私、頭も悪いしさ、大学は無理。
好きなことを仕事にして生きてくわ~。」
といって、進学をあっさり諦め
カフェレストランのアルバイトから地道にコツコツ頑張り今に至ります。
そんな彼女が言っていたこと。
「私、本当は大学行きたかったんだよね。
ほら、キャンパスライフ~とか、
サークル~とかあこがれるじゃん?
ドラマみたいな日常ありそうだし。
ずっと、大学出てないことに学歴コンプレックス抱えててさ~。
でも、最近になってやっと、大学なんて関係ねぇ!って思えるようになったんだ。」
と。
どうしてそう思えるようになったのか、聞いてみると
ある学生アルバイトの影響なんだとか。
その話が、あまりにとんでも話だったので
聞いてやってください。
カフェを経営して数年たったころに、
人手が足りなくなってアルバイトを募集したそうです。
そこの応募にやってきたのが
お嬢様学校と名高い大学の学生でした。
彼女はアルバイトをするのは初めてと言っていましたが、
まぁ真面目そうだし、シフトも合うし
そんなに難しい仕事でもないしね、
ってことで雇ってみることに。
厨房はいろいろ細かいレシピなんかもあるので
最初は誰でもできる
レジとテイクアウト業務を任せることにしたそうです。
すると・・・
何度教えても驚くほど仕事ができないというのです。
まず、アイスコーヒーに砂糖をつけようとする。
「違うよね?ガムシロップだよね?」
というと。
「え?何でですか?」
暖かい紅茶にストローをつけてしまう。
「暖かい飲み物にはマドラーだよね?」
というと、
「ストローでも混ぜられますよ?」
「熱くてストローで飲めないよね?」
「大丈夫、冷ませば飲めますよ。」
なんていうか、
基本的な常識がまったく通用せず。
テイクアウトコーナーの大混乱!
クレーム大放出!
「私もさ、いろんなアルバイト教えてきたけど、
ドリンクには相応のものを付けて入れてね、で
大抵通じたんだよね。
暖かい飲み物にストロー付けても飲めないよね?とか
アイスティーには砂糖は溶けないよね?とか
アイスコーヒーにマドラーつけても短くて使えないよね?とか
そっから教えないといけないなんて・・・
しかも、何度言っても全く覚えてくれなくて
同じ間違いの繰り返し・・・本当にびっくりしたよ。」
と。
そして、レジ打ちをやらせると更に問題が。
810円のお会計のお客さんが
1010円を出すと
「1000円で足りますから、大丈夫ですよ?」
と、にっこり笑顔でお客さんに10円を返すっていう。
そうじゃないだろ!
君は今までどうやって生きてきたんだと、小一時間、問いただしたい。
そして、お客さんに1万円を出されると大混乱!
10,000円がレジに打てない。
ゼロをいくつ打てばいいのかわからない。
1万円と60円なんて出されると、
超大パニック。
レジに正しい数字を打ち込みたくても
10600円になったり、100006円になったり
何度打ち直しても、1万60円にはならず…
これは彼女が2年バイト続けてやっとできるようになったとか。
(おしゃれカフェなので、レジもレトロで”万円キー”がないタイプだった。
結局レジがリニューアルされて、彼女でも打てるようになったらしい。)
この娘は今まで電卓とか
使ったことがなかったんでしょうか?
友人は飲み会の度に
「もうね、これでこっちがバイト代を払うのよ?
教育手数料、こっちがもらいたいぐらいだわ!」
と、そのお嬢様のあまりの常識を嘆いていたけれど
ある意味、
完全に目が覚めた、と。
「大学行っても、レジ打てない。
大学行っても、基本的知識がない。
そんな意味のない大卒に
高卒の私は1mmだって負けてない!」
とんでもアルバイトのおかげで
彼女の学歴コンプレックスは完全に消えたとのことです。
↓大学ってなんだろう。
そのとんでもなく仕事ができない女の子は
友人がビシバシ鍛えまくって
最終的にデパ地下の
お仕事に就職が決まったそうです。
就職が決まった時、菓子折り持ってお礼に来た、と。
私が鍛えてなければ、絶対就職決まってなかった!
と友人は豪語していました。
確かにそうだろう、こんな娘、どこも雇えませんって。
明日はコンビニ編。
↓気分だけでも飛行機にのりたい。