自分の今の生きづらさの原因。
 実は、自分の子どもの頃の成長過程にあった、
と聞いたら、どう感じますか?

 へー、そうなの。
 思い当たる。
 そんなことあるはずない。
 うちの親に限って(素晴らしい親だもの)。

 もちろん、受け止め方は、色々です。

 今を生きているから、
今起こっていることに注目する。
 これは、大切。
 
 もうひとつ。
 今に繋がる過去を確認する。
 これも、大切。

 過去を意味付けしているのは、自分自身
 だから、 
過去にあった出来事に負の意味付けをしているとしたら、
その意味付けに苦しんでいるとしたら、
今の自分が再度、過去にあった出来事に
適切な意味付けをし直す必要があります。

 その時に、知っておきたいこと。

 それは、子どもが精神的に発達する際、
どういう過程が必要なのか、ということ。

 本当は自分がどうしたかったのか、
親を含む周囲の大人からどうしてほしかったのか。
 過去を思い出すとき、
子どもの頃の自分の望みや行動を
肯定的に受け止められるようになります。

 そこで、気づきを与えてくれる本のご紹介。
 精神科医 佐々木正美さんの
「子どもの成長に飛び級はない」(学習研究社(学研))。
 佐々木さんは、「子どもへのまなざし」など
著作も多く、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
 この本は、コンパクトにまとまっているので、
発達の流れを知るのに良いと思います。
 (佐々木さんは、昨年亡くなられました。
  大変残念な気持ちでいっぱいです。)

 子どもの頃の自分も大切に。 


  ~加野瑞美(かのたまみ)~
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