店員「お包みしますので、そちらでお待ちください。」
夫「ありがとうございます。」
私達はソファーに案内されて座りました。
夫「良かったね、お揃いで買えて。」
私「お誕生日でもないのにいいのかな…」
夫「今回のお詫び。
勝手に買ってプレゼントしても、
ななこに喜んでもらえないと思って。」
私「プレゼントがほしいわけじゃないから。」
夫「うん。それも分かってるんだけど、時計はこれからまた新しい時間をななこと一緒に刻みたいって思ったから欲しかったんだ。」
私「ああ、そういうことね。」
夫「今回のこと、これで忘れてとは言わない。
でもまた夫婦として仲良く暮らしていきたい。」
私「…私もそろそろ切り替えなきゃいけないと思ってるんだけどね…でも、信じられなくて。自分でもどうしたらいいか分からないの。」
ちょうどそのタイミングで店員さんが戻ってきて、会話はそこで一度終わりました。
店員「お待たせしました。お出口まで…」
私達は車に戻りました。
夫「このあとは、ななこの好きなカフェに行こうと思うんだけど…」
私「もうお腹いっぱいだよ。」
夫「もう少し話したくて。おもちがいるとゆっくり話せないから。」
私「じゃあ、ドライブしながら話そう。」
夫「そうだね、今日楽しめた?」
私「それなりに、時計ありがとう。」
夫「俺がお揃いでつけたかったから、俺の方こそありがとう。」
私「うん。」
少し間があって、りょうくんが言いました。
夫「浮気してないよ。本当に。信じてほしい。」
私「浮気はしてないかもしれないけど、
りょうくんのした事は"裏切り"だよ。」
夫「…うん。本当にごめんなさい。」
私「もう少し時間がほしい。
りょうくんはいつもすぐ仲直りしようとするけど、無理だよ。」
夫「うん、それはそうなんだけど、ななこ冷たいから、まさか離婚とか考えてるんじゃないかって不安になるんだよ。」
離婚。
おもちがいるので、
離婚なんて考えていませんでした。
考えるようなことなの?
↓バックフリルが可愛いので見てください♡

