久々のたぬぽんゼミ、税金編です。
そろそろ賞与の季節?
我が家は毎月同額月給制(役員報酬)で、賞与がないのでみなさんの賞与報告をウラヤマ〜、と指をくわえながら楽しく拝見してます。
「賞与こんなにもらったのにこんなに税金取られる!」
って思いますよね、わかるわかる、、
マネカテは高額所得者が多いので、、
でも、月給での所得税もそうなんですけど、賞与の所得税もあくまで「仮」なんです。
最終的には年末の「扶養控除等申告書」などに基づき、課税所得が決定し、年末調整で還付や追徴という形で自動調整されます。
会社の給与計算をしている経理の方はよくご存知だと思うのですが、一般のサラリーマンはよくわからない方が多いと思うので、今回は「賞与にかかる所得税の仕組み」について、ざっくりと、でもなるべくわかりやすく解説してみますね。
まずポイントなのが、賞与にかかる所得税は「月給と同じ方法では計算されない」という点。
実際には、国税庁が出している「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」というものが使われています。
これは、
・前月の給与額(社会保険料を引いた後)
・扶養親族の人数
この2つの情報をもとに、該当する「税率」が決まって、それにボーナス額を掛けたものが源泉所得税として一時的に引かれます。
前月の給与が高い人ほど「あなたの年収はこのくらいだろう」と仮定され、賞与にも高めの税率がかかります。
でも、これが「仮の税率」であることが大事なポイント。
年末には、その年の年収・控除額・扶養人数などがきちんと反映されたうえで本当の税額が計算されます(年末調整)。
結果として、取りすぎていたら還付されるし、逆に足りなければ追徴されることになります。
①賞与 150万円支給
・社会保険料 225,000円
社会保険料控除後 1,275,000円
②前月の給与をもとに賞与の源泉徴収率を調べる
580,000-87,000(社会保険料)=493,000
表をたどっていくと、源泉徴収率は14.294%
③賞与に対する所得税の計算
1,275,000×14.294%=182,249円
→1回のボーナスで引かれる所得税は約182,000円
ということになります。
毎月の給与が58万円なので、社会保険料控除後の金額、493,000円として、月額所得税 14,410円
毎月の所得税 14,410×12=172,920円
年2回賞与所得税 182,000×2=364,000円
給与天引で支払済の年間所得税 536,920円
では年末調整でどのような処理が行われるでしょうか?
①年収1000万円からの所得控除
195万円
③課税所得 1000万円-195万円-312万円=493万円
所得税額 558,500円
となり、支払済の所得税額が536,920 円だったので、21,580円の追徴となります。
実際は、
・生命保険料控除
・地震保険料控除
・住宅ローン控除
・iDeCoなどの控除
などの他の控除があったりして課税所得が低くなり、所得税も安くなって還付されることが多いのかも??
・賞与にかかる所得税は「月給ベース」ではなく「特別な表」によって計算される
・前月の給与・扶養人数で仮の税率が決まり、それに応じて一時的に引かれる
・年末調整で正確な金額が算出され、払いすぎていれば還付される
「高く感じる」のは金額が大きいから。実際は仕組み通りで不公平ではないです。
我が家はボーナスがない分、安定収入で生活設計はしやすいですが。。
ボーナスがあるみなさん、くれぐれも税金に負けず楽しい使い道を!
詳しい説明は国税庁のHP参照↓ ご紹介した表、年収の全てが載っているPDFあります!
第八回で源泉徴収票の見方について詳しく記事にしていますので、そちらもご参考に↓
途中、課税所得?給与所得控除?と疑問に思われた方必見です!笑
税理士ではないので一般論しか書けませんが、このブログを読めばある程度基本的な知識はつけられる、そんなブログを目指しています。
そろそろ賞与の季節?
我が家は毎月同額月給制(役員報酬)で、賞与がないのでみなさんの賞与報告をウラヤマ〜、と指をくわえながら楽しく拝見してます。
「賞与こんなにもらったのにこんなに税金取られる!」
って思いますよね、わかるわかる、、
マネカテは高額所得者が多いので、、
でも、月給での所得税もそうなんですけど、賞与の所得税もあくまで「仮」なんです。
最終的には年末の「扶養控除等申告書」などに基づき、課税所得が決定し、年末調整で還付や追徴という形で自動調整されます。
会社の給与計算をしている経理の方はよくご存知だと思うのですが、一般のサラリーマンはよくわからない方が多いと思うので、今回は「賞与にかかる所得税の仕組み」について、ざっくりと、でもなるべくわかりやすく解説してみますね。
賞与の所得税はどうやって決まる?
まずポイントなのが、賞与にかかる所得税は「月給と同じ方法では計算されない」という点。
実際には、国税庁が出している「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」というものが使われています。
これは、
・前月の給与額(社会保険料を引いた後)
・扶養親族の人数
この2つの情報をもとに、該当する「税率」が決まって、それにボーナス額を掛けたものが源泉所得税として一時的に引かれます。
前月の給与が高い人ほど「あなたの年収はこのくらいだろう」と仮定され、賞与にも高めの税率がかかります。
でも、これが「仮の税率」であることが大事なポイント。
年末には、その年の年収・控除額・扶養人数などがきちんと反映されたうえで本当の税額が計算されます(年末調整)。
結果として、取りすぎていたら還付されるし、逆に足りなければ追徴されることになります。
具体例 年収1000万円の場合
ここからは少しモデルケースで具体例をあげて説明しますね。
年収 1000万円(額面、賞与含む)
家族構成 配偶者(専業主婦)、子ども2人(小学生)
扶養人数 3人(配偶者+子ども2人)
賞与内訳 年2回支給、1回あたり150万円
月給 約58万円
社会保険料 約15%と仮定(年150万円)
所得控除 基礎控除、扶養控除、社会保険料控除
①賞与 150万円支給
・社会保険料 225,000円
社会保険料控除後 1,275,000円
②前月の給与をもとに賞与の源泉徴収率を調べる
580,000-87,000(社会保険料)=493,000
・扶養3人↓
表をたどっていくと、源泉徴収率は14.294%
③賞与に対する所得税の計算
1,275,000×14.294%=182,249円
→1回のボーナスで引かれる所得税は約182,000円
ということになります。
年末調整での全体計算(ざっくり)
毎月の給与が58万円なので、社会保険料控除後の金額、493,000円として、月額所得税 14,410円
↓
毎月の所得税 14,410×12=172,920円
年2回賞与所得税 182,000×2=364,000円
給与天引で支払済の年間所得税 536,920円
では年末調整でどのような処理が行われるでしょうか?
①年収1000万円からの所得控除
基礎控除 48万円
配偶者控除 38万円
扶養控除 38万×2=76万円
社会保険料控除 150万円
合計 312万円
②給与所得控除↓
195万円
③課税所得 1000万円-195万円-312万円=493万円
④所得税(ざっくり)↓
493万円 税率20% 控除額427,500円(段階式の累進課税のため)
所得税額 558,500円
となり、支払済の所得税額が536,920 円だったので、21,580円の追徴となります。
実際は、
・生命保険料控除
・地震保険料控除
・住宅ローン控除
・iDeCoなどの控除
・寄付金控除(ふるさと納税※、確定申告)
・医療費控除(確定申告)
※ワンストップの場合、住民税のみで調整されます
などの他の控除があったりして課税所得が低くなり、所得税も安くなって還付されることが多いのかも??
まとめ
・賞与にかかる所得税は「月給ベース」ではなく「特別な表」によって計算される
・前月の給与・扶養人数で仮の税率が決まり、それに応じて一時的に引かれる
・年末調整で正確な金額が算出され、払いすぎていれば還付される
「高く感じる」のは金額が大きいから。実際は仕組み通りで不公平ではないです。
以上、ちょっとでも参考になれば嬉しいです☺️
我が家はボーナスがない分、安定収入で生活設計はしやすいですが。。
ボーナスがあるみなさん、くれぐれも税金に負けず楽しい使い道を!
詳しい説明は国税庁のHP参照↓
第八回で源泉徴収票の見方について詳しく記事にしていますので、そちらもご参考に↓
途中、課税所得?給与所得控除?と疑問に思われた方必見です!笑




