住宅ローンの繰上返済をしたことがない。
いや、一軒目の家はせっせと繰上返済していた。平成8年当時金利3.1%。

二軒目は平成15年2.1%。同じ頃実家が古い家を建て替え、両親も団信付の住宅ローンを組んだ。ちょっとしてやっぱり金利がもったいない、と両親は全額返済した。
その直後、父が心筋梗塞であっけなく逝ってしまった。
幸い、今一人で暮らしている母は年金もあるし特に困ってはいない。でも、あの時住宅ローンを返済しなければ、返済した分の貯金は減らさずに済んだ。
そのことがあって、私たちは住宅ローンを繰上返済するのをやめた。保険と考えるようになった。
途中借り換えをして金利は0.65%になった。

それから貯金がある程度貯まると不動産を買うようになった。中古の一戸建て。
最初の物件は300万円だった。仲介手数料、司法書士への手数料、不動産取得税全て合わせて330万円、月々の家賃は4万円、ランニングコストは年間で支払う火災保険料、固定資産税、不動産会社への管理料(家賃の5%)。実質利回り13%。
次の年も買った。少し頑張って貯金して、420万円の物件。次の年も、次の年も、、

不動産投資を始めてから資産の増加が早くなった。いただいた家賃は使わず次の投資の原資にしたので複利効果が働いたのだ。今では家賃を一年貯めたら持ち出しなしで次の物件を買えるまでになった。普段の生活は自分達のお給料でまかなっているのでまったくの副産物だ。
これも住宅ローンの返済をしていたら叶わなかったことだ。0.65%の金利と平均実質利回り10%の不動産投資。

私たちはまだ一度も繰上返済をせず住宅ローンを払い続けている。金利が5%を越えたら返済するか考えよう。

※私の体験に基づく考えなので悪しからず。この件については色々な考えがあると思います。