6/5(土) 摂食障害者、親御さん対象イベント開催決定! |
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「摂食の記憶」目次 → ![]()
摂食障害のことについて、書き始めたけれども、
実は私、当時の記憶って、殆どないんです。
まあ、渦中にいたのは、今から20年近くも前のことだけれど、
そういった年齢的なこととも、ちょっと違う。
摂食になったことに、後悔はしていません。
むしろ、摂食になったことで、母との関係も、それまでの自分自身も、
一から再構築することが出来たので、
感謝すらしています。
心身ともに、ここまで異常をきたすくらいに、自身に不和を感じていたわけなのだから、
もしそのまま、摂食にならず生きていたとしても、
きっとどこかで、破綻が来たに違いない。
中途半端に、傾いだままで生きていくなら
一度根底からぶっ壊してしまった方が、
よっぽどラクだろうと思います。
自分が何のために生きているのか、
誰に必要とされているのかも分からず、
ただ、人の顔色を伺って生きていくより、
きついメッセージではあったけれど、
人生やり直すきっかけをもらったのだと、思っています。
でも、そんな私でも、当時の記憶は殆どない。
摂食になったことを、隠そうとも思わなければ、後悔もしていない、
という気持ちに嘘偽りはないけれども、
それでもやはり、当時の細かい記憶は
私がその後生きていくうえで、
必要のないものだったんじゃないかと、思います。
ほんとに、ものの見事に、
ポカッと記憶が抜けているんだよね。
どうやら、この「闘病中の記憶喪失」は、
私に限ったことではなく、他の摂食の子にも見られるようなので、
人間の本能って、ほんとにすごいなぁと思う。
要らない記憶なら、捨ててしまえばいいんだよね。
もし今、摂食のまっただ中で、苦しんでいる人がいるのならば、
伝えたい。
あなたが今、もがき苦しんでいるその辛い記憶は、
いつか、幸せな記憶に塗り替えられるって。
大丈夫。
私に起こったことは、決して奇跡なんかじゃないよ。
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