本来の自分に還るための魂の調律後

私自身の気づきや変化を、エピソードスタイルでシェア




第二章
『理想の家族を追い求めて』



私はずっと、

自分の家族も、自分の居場所も、

いつか見つかるものだと思っていました




結婚をしたら、

今度こそ安心できる場所ができる

心から寄り添い合える家族ができる




そんな未来を、

疑うことなく信じていました。




幼い頃から憧れていたのは、

カーテン越しに暖かな灯りがこぼれる家




その灯りの向こうには、

家族の笑顔があって、


「おかえり」と笑顔で迎えあえる家族がいる



そんな温かな家庭に、

ずっと憧れていました。



でも、



私が思い描いていた家族の形は、

現実にはなりませんでした




今振り返ると、

あの頃の私は、まだ自分自身のことをよくわかっていなかったのです




本当は何を感じ、

何を望み、

どんな人生を生きたいのか




その輪郭は、

まだぼんやりとしていました




そして何より、

自分に素直になることができていませんでした




素直な気持ちを言葉にすること


「私はこうしたい」と伝えること


それさえも、

どこか苦手でした




幼い頃から、

周りに合わせること

期待に応えること

我慢すること




それが当たり前になっていた私は、

知らず知らずのうちに、本来の自分ではなく、




周りに合わせた自分で生きることが自然になっていました




そして、


「これが幸せ」


という世の中の価値観や、

両親を通して見てきた夫婦像を、




知らず知らずのうちに、

自分の理想として重ね合わせていたのです。




だから、

どれだけ理想の家族を思い描いても、どれだけ安心できる居場所を求めても、




心のどこかに、

満たされない感覚が残っていました。




今ならわかります 




私に必要だったのは、


単に「家族」という形を手に入れることではありませんでした




本来の自分を知り、

ありのままの自分を受け入れ、




私らしく安心して生きられる家族の形を知ること




そのためには、まず自分自身を受け入れることが必要だったのです。




結婚が向いていなかったのではなく、




私に合った結婚の形を、

まだ知らなかった。




家族が欲しくないのではなく、

私に合った家族の形を、

まだ知らなかった。




あの頃の私は、


本来の自分を知らないまま、

周りが『幸せ』と呼ぶ人生を、


自分の幸せだと信じて歩いていました




だから、本当の自分との距離は、

まだ遠かったのです。





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