パンに甘い牛乳浸して溶き卵でコーティングして焼いた、手作り感あふれるメニュー。このフレンチトーストを初めて食べたのは小学校1か2年生の頃だった。
小学校に上がり、ご近所以外にもお友達の家があれば遠征して遊びに行ってたあの頃。Oちゃん家でお母さんが作って出してくれたのだった。
ある日学校で玄米知ってる人手を上げてと言われ、私とOちゃんの2人だけが手を上げた。
ウチは病み上がり父の療養と妊活の為母が玄米食を導入。(効果があったのか、弟が小学校2年生の1月に産まれた)Oちゃん家は理由は知らないけれど、とにかく昭和50〜60年代でもレアケース。それがきっかけで仲良くなったのだった。
だがしかし、両親共働きで5歳上のお姉さんがいるしっかり者で気が強いOちゃんと、8歳で弟生まれるまでぼんやり育った一人っ子の私。イラッとしたOちゃんのアタリがキツい時もあり、ある日遊びに行ったらパーティーしていて、Oちゃんが
「今日約束してない」と慌てる。
当時はそうなの?と気づいてなかったけれど、Oちゃんママこれはマズイと私を別室に連れていき、焼きたてのフレンチトーストを出してくれたのだった。
「今日はパーティー呼んでなくてゴメンね。また別の日に約束してから来てね」
今にして思えばとても気まずい展開だったのだけど、初めて食べる美味しい食べ物を
手間かけて出してもらえた為、ノーダメージで今もフレンチトーストは大好物。食パンでなくてフランスパンやお麩でしても、ふやかすのにジュースや豆乳使っても美味しいよね♪となっている。(逆に今ならごめんなさいと思う)
そう。このOちゃん給食で私の一番嫌いなメニュー山盛りにした張本人なのである。
3年4年は離れて、5年でまた一緒のクラスになり、6年で離れ中学校は別の所に行ったんだけど、最後のエピソードは運動会である。
運動会になくてはならないもの。それは徒競走。

早いのが自慢な男子等は「俺は〇組のカールルイスだ!」なんて豪語して裸足で走っちゃう(ロスアンゼルスオリンピックで活躍した陸上選手ですね~懐かしい)
私と言えば、一応恵まれた体格は遺伝で貰っているのに、かけっこ何それ美味しいの?って醒めた考えの持ち主で、一応マラソンは歩かず頑張ってはみるけれど、そんなに成績良くない。そもそも人に評価されるために身体動かすつもりはない人だった為。運動会ダルぅと思っていた。
(むしろ、実生活でこのバス逃したら20分待ちって切実な時のダッシュは速いと思う)
一応7秒台で走れる子のグループから、8秒グループ、9秒グループと最後のグループに組み込まれ集まっているとOちゃんがいる。
(?あれ?この人もっと速い8秒台グループじゃなかったっけ?)
そう思ってリハーサルをすまし、当日。
私の走るグループで一番に満面の笑みでテープを切りなんだかな〜と思ったのでした。
小学校高学年で、自分が一番になりたくて、実力高いチームで競り合うより、レベル低い所で勝負して一番になろうとする。そういう戦略も有りっちゃありではあるけれど…
当時は言語化出来なかったけれど
「なんかそこまでして勝ちたいんや…しんどくならないかな?」と思ってしまったのでした。
うちの母はOちゃんの事気に入っていて、Oちゃんはしっかりしていてお茶目。アンタは抜けててぼんやりしてるとかよく言われたなー。
近いと粗目立つし、他所の人と接する方がよっぽどじゃなかったら粗探しはしないし、親子であっても相性ってどうしてもあるからハイソウデスカとしか言えないけれど。
ただ、近しい人間なのに通じ合えない、微妙なラインでイケズされる所に理解がないモヤモヤ。それが、以外な所に波及していて、モヤモヤ掘り下げたら別シーンなのに「」の中に同じツッコミ入る。そういうことってあるよねと最近思うのでした。

