トシ(望月)です。
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奇跡は期待しない追い求めない
┌1)南洋で戦後生まれた奇妙な信仰
└──────

第二次世界大戦中
南洋の島々は
戦火にみまわれました。
島民たちは、
恐怖におびえる反面
大きな恵みも
手に入れていました。
それは軍用機から
おとされる缶詰でした。
島民から見れば
軍用機は食物を
タダで分け与えてくれる大鳥でした。
そのため終戦後
とても奇妙な光景が
見られるようになったのです。
島民は、なんと
自分たちで「空港」を
再現しようとしました。
もちろん飛行機の
知識などありません。
ただ、丘のいただきの
茂みを焼き払い
滑走路にし、藁で実物大の
飛行機を作りました。
火を信号灯にみたて
肌にはUSAのタトゥーをほどこし
完全に戦争中にみた
兵士たちの真似をしだしたのです。
彼らの目的はただ1つ。
また再びタダで
食料を落としてくれる
大鳥に来てもらうためでした。
さて、問題です。
彼らは果たして
再びタダで缶詰を手に入れる
ことはできたのでしょうか?
答えは・・
いうまでもありませんね。
このような儀式を
カーゴ・カルト(積荷信仰)といいます。
┌2)奇跡は期待しない追い求めない
└──────

でも、これは笑い事ではありません。
奇跡やラッキーを
もう一度呼び込むために
必死に外見だけを再現する。
僕らの周りでも
よくあることです。
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はたしてその現象は
偶然によらす再現できるものなのか?
その再現のために
日常の大切なことを犠牲にしてもいいのか?
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カーゴ・カルトの恐ろしいところは、
表面的な形を整えることはやりやすく、
それ自体で何かをした氣になってしまうことです。
島民達は、カーゴ・カルトにかまけるあまり、
本来やるべき漁業や農業を怠るようになりました。
奇跡は向こうから勝手にやってきて
勝手に過ぎ去っていきます。
それを追い求めること自体がナンセンスです。
僕らは「当たり前」の
ことだけをすればいいのです。
それだけが人生を
前に進めてくれるのです。
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