音には、3つの要素があります。
①大きさ
②高さ
③音色
この音色に関わるのが倍音なのです。
倍音というだけに、元の音の倍、つまりオクターブの音が、
広がっていることをさします。
倍音がどのように含まれているかによって、
音色は変わってきます。
わかりやすい楽器としてはピアノ。
鍵盤の「ド」をたたくと、さまざまな音が含まれています。
オクターブ上のド、ソ、ミの音など。
これは、ドの和音ですね。
和音を鳴らすと、ぐわーんと音が広がるのは、
それぞれの音が倍音として鳴って、
より幅が広がるからです。
倍音は響きの美しさを決めているといってもいいものです。
前回も書いたように、
倍音が少ないと、何となくぼんやりとこもった音になり、
倍音が多いと、輪郭のはっきりしたよく通る音になります。
これは、声でも同じこと。
よい声だ、聞き取りやすい、聞いていて気持ちがいい声というのは、
倍音の多い声だといえます。
では、どうしたら豊かな倍音で歌えるのでしょうか。
それは、からだの響きを増やすこと。
声が響く場所は、「喉」「鼻腔」「胸」。
ここに、しっかりと響かせることが大事です。
では、それぞれどんな声の出し方をしたらいいのか、
それは、次回にお伝えすることとしましょう。
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