誇り高きマヤの大長老・Wakatel Utiw(さすらう狼) アレハンドロ氏は、手を前にさしだしながら言った。
「我々は、金も銀ももちあわせていない。
ただ、あなた方に、差し上げたい気持ちだけをもってきた。」
2012年は終わりではない。
私達は、神聖なマヤ暦において、とても重要な「イヤーゼロ」という時期に向かっている。
現在私達が生き、「第六の太陽の時代」と呼ぶ、新時代へと「シフト」していく大切な時期です。
2012年頃に、人類は二つの取る道がある。
一つは、世界戦争、廃墟、崩壊をもたらし、もう一方の道は、平和・祖先の治癒・地球の浄化。
偉大な叡智は学校では教えない。
口伝て継承され、脈々と血の中に生きている。
予言では、
マヤの地は、西南から来た、4人の賢者により種がまかれ、創られた。
人というものに姿を変え、マヤの地に降り立った。
青年の姿になった4人は、結婚し、子孫に残した。
数百年、行き続けた。叡智を持った老人として存在しつづける。
その日が訪れると、マヤの地の息子、孫、ひ孫全てを集めた。
その老人は立ち上がり、語り始めた。
「私達が植えた、叡智の種を決して忘れてはならない。
私達のこの地における時間は、終わりを迎えた。
派遣された遠く離れた星団に戻らなければ、ならない。」
長い歴史の中に、大切な鍵が残っている。
岩や洞窟に刻まれた爪跡。
動物の皮、樹皮にも書き残されている。
悲しい歴史も書き残されている。
500年前、1524~1536年、征服したスペインの略奪者により、悲惨な殺戮が行われ、
12年間で500万人ものマヤ人の生命が奪われた。
マヤの聖典や聖書を焚書にされ、大いなる歴史・大いなる智恵が大きく欠けてしまった。
私達の偉大なる母たちは、頭の中にあった智恵を、口頭で継承し、ディキーパーをこの世に残した。
セレモニーのエッセンスは根付き、続いていく。
エジプト・カンボジア・インド・日本 同じ文明をもっている。
私達民族のアイデンテティを支えの大きなものは、22のカレンダー。
5200年の太陽の周期を基準とする大きなサイクルが、現在終わろうとしている。
「世界中を旅する狼」の私のミッションは、この地をいかに救うか。
多くの人から、何故、本を書かないのかと聞かれる。
私達が継承されている伝統は、脈々と受け継がれている言葉に象徴されている。
私は、メキシコとの国境の小さな寒村で生まれた。
父は農園のガードマンで、家は私達の家ではなく、物質的なものはなにも所有していなかった。
私の生まれた日にち・サインを認めた両親は、偉大な親のもとへ連れて行った。
生まれたばかりの私を抱いた長老は、
「私の使命は終わった。この子は、後を継ぐものだ。きちんと育てて下さい。
この子は、いくつもの障害にぶつかり、乗り越え、あるべき自分の力が花開くだろう。」
幼少より、マヤのもつ叡智、話、偉大な歴史が口伝により伝えられ、聞かされた。」
母は33歳で亡くなり、13歳で聖なる包みを父から授かり、17歳で聖なる杖を授かり、
スピリチュアルガイドとして認められ、父は亡くなった。
父は亡くなる前に言った。
「この杖は我家に脈々と伝わっている大切なもの。2000年以上の歴史をもつ。
母なる大地、生きとし生けるもの全ての平等をあらわす。
神聖な気持ちをもって、創造主に祈りを捧げる。」
「シフト オブ エイジ」
大きなメロディを奏でよう。 小さなメロディも奏でよう。
私達の山や自然を解放しよう。壊すことなく、大切にしよう。
自然との、動物との共存。願いをこめてダンスを舞う。
調和のもとに共存していく。
川・岩・自然・祖先の偉大な足跡を尋ねる。儀式を行う。
祖先が歩んできた道を歩く。
私達自身が辿るのを、導いてくれる光がある。
私達は、必要とする全てをもっている。
それをどのように使っていくかが問題なのだ。