人間には、生得的な「本物の感情」と、
幼児期に試行錯誤を繰り返して身につけた「ニセの感情」があると、
交流分析(コミュニケーションの心理学)では考えます。
本物の感情は「喜び」「悲しみ」「おびえ」「怒り」
この4つは、誰かとコミュニケーションしているとき
ストレートに相手につながり、
お互いの理解や問題の解決につながります。
でも、ニセの感情に浸っていては、問題の解決にはつながりません。
具体的に説明してみます。
「罪悪感」は、第2の人生態度「あなたはOK、私OKはではない 」の
立場をとる人が持ちやすい、ニセの感情です。
たとえば、子供の頃のある日
親の期待にこたえられないという出来事が起きたとします。
自分では、それができてもできなくても
どちらでもよかったけれど、
親がガッカリする姿を見てしまった。
なんだか悲しくなってきたぞ・・・。![]()
子供の小さな世界の中で、親の影響は甚大です。
すかさず、親が納得する感情表現を探します。
それが「罪悪感」、「ごめんね、期待に沿うことができなくて。
こんな自分、よくないよね」とくよくよ悩み続ける感情だった場合、
「罪悪感を表現すれば親が納得する」という刷り込みが行われ、
大人になってから、親が絡んでいない出来事についても
無意識のうちに「罪悪感」を表現して、
相手に納得してもらうクセがついてしまう、というわけです。
ニセの感情は、本物の感情の代用品です。
なので、「どの感情の代用品なのか」を突き詰めて考えると、
問題の解決につながっていきます。
ここでのポイントは「感情に浸らないこと」
罪悪感を持ちやすい人は
罪悪感に浸っている自分が好き、ということが
リーディングしてみると意外と多いです。
感情に振り回されずに、
一歩、中立な立場に立って考えてみる。
それが自分の「感情」とうまく付き合うコツです。
リーディングでは、中立な立場にたつためのお手伝いや、
なぜそのようなニセの感情を持つことになったのか、
原因を見て、「もうその感情を持たなくていい」と
自分で自分に言うためのお手伝いをさせていただくことができます。
さてさて
先日、交流分析士1級の試験に合格しました。
学んだ知識をさらに深く、
リーディングやヒーリングに生かしていこうと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!