おでんが美味しい季節です


昨日のおでんの残りものにピーマンを
かるく汁で煮たものを足して
たっぷりの芥子かゆず胡椒で
寒くなるとコンビニのおでんを買って
帰りたくなりますが
いつも思い出すことがあります。
何年か前、もう暖かくなり始めた頃に
入ったコンビニにはもうおでんは片付けられていました。
真夜中に近い時間の帰り道でどうしても
おでんが食べたくて残念だった私は
「次は(おでん)いつからですか?」
と聞いたのですが
「うーん、8月ですね」
と答えたコンビニ店員さんは爽やかな
塩顔男子でした。
「え!8月ですか?暑いときに?」
「ええ、夏におでんもいいですから」
「夏のおでん? 」
「はい、夏のおでんです」
ホントに?と思いながら夏のおでんも
美味しそうと思い
食い意地のはった私は8月を楽しみに
して時々覗いていましたが
もちろん真夏のおでんが登場することは
ありませんでしたしあの塩顔店員さんも
見かけることがありませんでした。
知りませんと言えなかったのかしら
それにしても、
爽やかにこちらを見ながら
すらすらと口からでた夏のおでんの話、
今でも思い出します。
あれは春の宵にひょいと現れた
いたずら狐だったのかしらなんて
考えるとちょっと楽しいですけど(⌒‐⌒)
「星の王子さま」が砂漠で出会った
狐のように少し退屈していた日本の狐
真夜中にイタズラしてみたのかしらね

秋深しきつねもひょいと嘘をつき
鎌倉彫りの鶴のお箸

おり〜ぶ