TVアニメで

第3期「死滅回游 前編」が

放映されている『呪術廻戦』。

 

「呪術」を扱う話なので

・神道

・仏教

・陰陽道

 

さまざまな背景が

描かれていて

とても面白い作品です。

 

原作を読んでいなくて

アニメ版のみ観ているので

この先の展開はまだ

お楽しみなのですが

 

先日みた場面で

ふるえるような

名セリフがありました。

 

『呪術廻戦』第142話「お兄ちゃんの背中」

 

エリート意識の塊である

禪院直哉(ぜんいんなおや)に対して

脹相(ちょうそう)が語った

「兄弟の強さ」の本質についてです。

 

直哉(なおや):

自分の兄弟への憎悪を明言します。

「弟より出来の悪い兄なんて意味がないだろ」

「首括って死ねばいい」。

 

脹相(ちょうそう):

「嫌いなんだな、兄弟が。」

 

「デキが良かろうと悪かろうと

兄は弟の手本なんだ。

兄が道を誤ったのなら

弟はその道を避ければいい。

兄が正道を歩んだのなら

弟は後をついてくればいい。

 

オマエが強いのは

オマエの兄が弱いおかげだったらどうする?

何故俺がしぶといのか聞いたな。

教えてやる。

 

俺には手本がない。

何度も何度も間違える。

それでも弟の前を歩き続けなければならん。

だから俺は強いんだ。」

 

脹相は、弟たちの死を背負い

彼らの分まで生きることで強くなりました。

 

誰一人として独りで強くなったわけではない。

 

たとえ出来の悪い兄弟や家族であっても

存在しているだけで

(あるいは失敗をするだけで)

後に続く者の助けになる。

 

直哉が今、洗練された術式や

強さを持っているのは

彼自身の才能だけではなく

 

彼の前を歩んで失敗していった

「兄弟たちの屍(試行錯誤)」が

土台になっているのではないか?」

という指摘です。

 

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この脹相の言葉には

本当にしびれました。

 

「事実はひとつ。解釈は無限。」

 

兄弟関係に限ったことでなく

人生のどんな場面においても

 

「〇〇だから、価値がない」

と思う人と

 

「〇〇だから、価値がある」

と思う人とでは

大きな開きがでるでしょう。

 

『呪術廻戦』は

本当に凄まじい物語力を

もっている作品で

 

ひとつ、ひとつの

解説されない場面に

無限の解釈ができるなぁと

感じています。

 

他にも、熱量をこめて

伝えたい場面がいくつもあり

 

わたしはアニメのみ観ていて

原作を読んでいないので

結末も楽しみです。

 

 

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