嬬恋のリゾートマンションの合間に金湯館へ行きました。

私は完全ノーマークでしたが、相棒ころちゃん(旦那)が見つけてきました。

究極の源泉宿73に掲載されている宿です。

 

 

 

 

最寄りの駅はJR横川駅で、国道18号から県道56号に入り40分ほど上ったところにポツンと建っています。

舗装されているとは言え、56号はすれ違いもできず、見通しも利かない狭い道です。

 

自家用車で行けるのは旅館手前の駐車場まで(56号に入ってここまで20分くらい)。

ここは霧積館跡地だそうです。

昔は周囲に50軒程度の別荘があったそうですが、1910年の山津波で壊滅したとのこと。

 

 

 

 

駐車場から徒歩でホイホイ坂を上っていくこともできます。

大工仕事などでこの道を使う職人さんが「ホイホイ」と掛け声をかけることから「ホイホイ坂」と呼ばれるようになったそうです。

※送迎は宿泊者のみなので、日帰りの人はホイホイ坂を上るしか無い。

 

 

 

 

私は怖くて行けません。

と言うのも、事前に霧積温泉のことを調べているときに、霧積温泉殺人事件のことを知ってしまったからです。

1972年に起きたこの事件は、若い女性が金湯館に宿泊した翌日に峠を下っている途中で刃物で二十数カ所刺され亡くなり、未解決のままです。

ご遺体が発見された場所はここよりだいぶ下の方で、すでに車で通過しているのですがやっぱりちょっと怖いですね。

 

 

 

 

私たちは宿の方に迎えに来てもらい、駐車場で宿のマイクロバスに乗り換え。

20分ほどで宿に着きます。

 

 

 

 

 

 

玄関があるのは本館で、なんと1883年(明治16年)築だそうです。

 

 

 

 

温泉成分なのでしょうか。川床が白くなっています。

 

 

 

 

 

赤い橋を渡ったところから駐車場を見上げるとこんな感じ。

 

 

 

 

宿の前を通っている樋は温泉ではなく岩清水?です。

 

 

 

 

お水はキンキンに冷たいです。

奥のデッキは喫煙可。

 

 

 

 

 

 

 

玄関正面には五月人形。息子さんのものだそうですが

部屋からお風呂に行くときに通る場所なので夜はちょっと怖い・・・。

 

 

 

 

おみやげものはお酒と味噌、ネーム入りタオルなど、種類は少ないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊藤博文、勝海舟、与謝野晶子、幸田露伴など、多くの政治家や文化人も訪れた宿だそうですが、

やはり「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね」の『人間の証明』が有名ですね。

「森村さんは何度か来ていて、小説が書かれたのは来てから10年くらい経ってから」とは若旦那さん?の談。

 

宿泊準備として『人間の証明』初代映画版を観ましたが、その頃(昭和52年)はまだ自家発電で電気が通っておらず、さらに林道だったことから撮影が難しく、撮影自体は別の宿が使われたそうです(霧積館かしら?)。

※映画版で金湯館の看板は出てきました。

その後の2001年の2時間ドラマ(棟居役:渡辺謙)と、2004年ドラマ(棟居役:竹野内豊)は金湯館で撮影、他にも貴族探偵(主演相葉くん)など色々と撮影で使われているそうです。

最近ではアナウンサーの安住さんが来られたとのことでした(すべて若旦那?さん談)。

 

 

 

 

敷地内には、西條八十の詩も掲げられています。

 

 

 

 

人間の証明を書くきっかけになったおにぎり弁当の包み紙も記念にいただきました。