古くから湯治場として親しまれ、平家の落武者伝説を残し天皇泉としても知られる福地温泉。
福地全体で昔ながらの懐かしい雰囲気と景色を守り継いでおり、コンビニやネオンとは無縁の静かで素朴な温泉地です。
中でも、湯元長座は100年以上前の庄屋屋敷を新潟から移築し、古き良き時代の懐かしさを今に伝える鄙びた旅館です。
駐車場から宿まで続く木造の廊下。
入口には囲炉裏があり、この日は火が焚かれていました。
ひっそりとした佇まいですが意外にも全34室。
外観は古民家風ですが、間接照明で照らされた天井の高いロビーはとてもモダンな雰囲気。
館内には庭や水車を眺めながらくつろげるスペースがいくつもあります。
囲炉裏付離れのお部屋
離れというだけあってエントランスから遠いですが、お風呂へは専用のカードキーを使って
本館のお客さんとは違う通路から行けます。
【夕食】
夕食は個室のお食事処(プランによる)。
囲炉裏の周囲に五平餅、しいたけ、あなごがスタンバっています![]()
別の場所で焼いたのでしょうがにくい演出です。
雰囲気大事![]()
ただ、五平餅は後でガッツリ効いてくるので要注意![]()
岐阜と言えば朴葉と飛騨牛!
他にも飛騨牛刺しやにぎり寿司、山菜が出ましたが食べるのに夢中で以後の写真はありません![]()
夕食中に大旦那さんからご挨拶もいただきました。
「田舎の出なので」としきりに謙遜しておられましたが、宿は立派で風情がある上、とてもお洒落です。
長座は人気があり、予約が取りにくいこともあるようです。
宿泊中に大旦那さんがご挨拶に来てくださった宿は、後にも先にも長座さんのみです。
新潟の凌雲閣を訪れたときに、宿の方だったかは忘れましたが
「庄屋屋敷は商売上手の長野や岐阜にみんな持っていかれてしまった」
とつぶやいていたのを思い出すと切なくなりますが
湯元長座では、庄屋屋敷の良さを引き出して、素敵な空間を創りだしていました。
時を重ねたどっしりとした木造の建物は温かみがあり期待以上のお部屋に満足、
料理もおいしく、個室の食事処でゆっくり食べることができました。
ただ素朴というわけではなく、演出が上手く素敵な宿でした。
囲炉裏付き離れ 28000円/人
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