毒母がいつも言ってた。

「お父さんお願いだから働いてよぉ、

お金がないんだよぉ」

って。
毒父はお酒を飲んで、テレビを観ながら
適当に「ぁあ」とだけ返事。

その「ぁあ」に私は毎回期待してた。
次こそは真面目に働いてくれるって。
だけど、真面目に働くことはなかった。
今なら分かる。
こうゆう人は変わらない、
距離を置くしかないって。

だけど、当時は子供だから、
一緒に住むしかなくて、どうしようもなかった。

毒父は今も生きている。
あんなにタバコを吸いまくり、
お酒を浴びるように飲み、
食事も好きなものだけ
(味の濃いもの、お漬物にもお醤油をかけてた。
あとはラーメンばかり)
そんな食生活でも病気1つせず、
病院にかかることもなく、薬を飲むこともなく
生きている。
寿命って何なのだろうか。

今は老人ホームに入っている。
妹に、あれこれ買ってこいとウルサイらしい。

妹には、老人ホームの職員さんが
「お父様が〇〇が欲しいと言っておられます」
と電話がかかってくるらしい。
妹は要求には毎回は答えていないようだけど、
ホームの職員さんの目も気になり
完全無視はできないようである。

職員さんも仕事だから
そう呼んでいるんだろうけど、
“お父様”と呼ばれていることにも
怒りが湧き上がる。
毒父の味方になっているように感じる。

妹が職員さんに、昔はヘビースモーカーだったと
伝えると驚いていたらしい。
そんな雰囲気ないです、と。
何も知らない人は、毒父の事を
“おとなしい人、静かな人”
という印象だと思う。
そう、毒父は家では大威張りだけど、
一歩外に出ると大人しくなるのです。

いやいやいや、家の中では酷いですよー。
家族を苦しめてきましたよー。
思い通りにならなければ、ゴネればいい、
怒鳴ればいい、暴れればいい、
そんな考えのやつですよー。
私は性的虐待も受けましたよー。



続きます。