子供時代、家の事を友達に知られるのを
とてもとても恐れていました。
とにかく、知られるのが恥ずかしかったのです。
普通の家庭のフリをしていました。
家の中では、空気を読み、不安と恐怖にまみれ、学校では、普通の家庭のフリをするのに気を使っていて、今、考えると、ものすごいエネルギーを使っていたなぁと驚きます。

ですが、やっぱりバレちゃうわけで…

友達に「ラピスちゃんって妹と仲悪いよね」
と言われ、ドキリとして恥ずかしい思いを
しました。
隠していてもバレちゃうんだ…家の呪縛からは逃れられないんだ…と怖くなりました。

30代になってから、
カウンセリング中にふと
「よくあるセリフの“姉妹なんだから仲良くしなさい”ってお母さんから言われたことないんですよね~」
と言ったら、
「そりゃそうだよ~姉妹仲良くなっちゃったら、タッグを組んで、自分(母)に、はむかってきちゃうもん。そうやって、毒母っていうのは姉妹をコントロールしてるんだよ!」
そう言われて、納得と驚きを隠せませんでした。
だから、お母さんは姉妹仲良くしなさいって言わなかったんだ、と。
本当に1度も言われたことがありませんでした。
妹ばかり、優遇して、仲をこじらせていたとは…
きっと妹にも、私と仲が悪くなるように何か
仕掛けていたのではないでしょうか。

しかし、今でも思うのです、
「お母さんが本当にそんな意地悪なことを考えているの?!」
と。
そう考えるたびに、
「うわっ!毒が抜けきってないわ、私。
そりゃ、そうだよね。ずっーっと毒を浴びてきたんだもん。芯は残るよね」
なんて思うのでした。