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6月23日〜7月19日は、凌犯期間です。
※六害宿の日は吉運が逆転し、凶運が増幅します。トラブルに巻き込まれたり、悪い方向に進みやすく、無謀な行動は、後で酷い仕打ちを受けることになるので、注意が必要です。

―耳を澄ませ、語らぬ強さを学ぶ日ー

本日、六害宿に該当するのは
亢宿・心宿・危宿・奎宿・鬼宿・翼宿の方々です。

今日という日は、ふだんなら冷静でいられることに対しても、
心のなかに曇りや影がさしやすい運気となっています。
とくに奎宿の方は、ふだんの明晰さがかえって裏目に出やすく、
「考えすぎ」「読まなくてよい空気を読む」「気づかなくてもよい感情に気づく」、
そんな一日になるかもしれません。

◆ 妄想が拡がり、真実を見失うとき
六害宿の日は、想像と現実の境界線が薄くなるタイミングです。
今日は特に、ネガティブな空想に心が傾きやすくなっています。

「あの人に嫌われたのではないか」
「裏で何か噂されているのでは」
「きっとあの沈黙には意味があるはず」
そうした妄想は、やがて信頼していた人との関係に影を落とす結果にもなりかねません。

奎宿は本来、清く理知的な星ですが、
その知性が「疑念」や「不信」という毒を含んだとき、
最も繊細な傷を人との絆に残してしまうのです。

◆ 噂、秘密、距離感―沈黙の作法を学ぶ
今日の六害宿のテーマは、「距離感の智慧」にあります。

誰かの秘密を知ってしまう、
うっかり自分の秘密を話してしまう、
「知りたくなかったこと」に近づきすぎる。
こうした行動は、やがて自分に余計なトラブルを招く火種となる可能性が高まります。

だからこそ今日は、「聞かぬが仏」「知らぬが花」を合言葉に。
密教的にいえば、これは「密意=語らぬ慈悲」の実践でもあります。

◆ 一人で抱えず、流れに委ねること
奎宿の方はときに、「自分だけで解決しよう」としすぎる傾向があります。
けれども今日のような日は、あえて「無為」に徹することが大切です。

無理に修復しようとしない、
無理に言葉で説明しようとしない、
無理に相手の心を読もうとしない。
「頑張る」よりも、「ゆだねる」。
そうすることで、不思議なタイミングで思いがけない援助が訪れることもあります。

密教では、法(ダルマ)の流れに身をゆだねることを「随順(ずいじゅん)」と呼びます。
この随順こそが、災難を避け、智慧を得る道なのです。

◆ 今日の智慧のことば
「語らぬ強さ。聞かぬ慈悲。委ねる智恵。
今この一日、すべてを明かさず、すべてを抱えずに生きてみる。
すると、静かな加護が降りてくる。」

奎宿にとって今日の六害宿は、

「沈黙と距離」がもっとも深いコミュニケーションになる日です。

どうか今日は、

真実を暴こうとせず、関係を操作しようとせず、

あなたの魂の輪郭が自然と美しく調和していくのを、

静かに見守るように過ごしてみてください。