旧暦では満月を望月(もちづき)といいます。
この時期の月は、地球をはさんでちょうど太陽と正反対に位置しています。
満月を過ぎると次第に月の出る時間は遅くなります。
旧暦では満月の次の日の月を、
十六夜の月(いざよいのつき)といいます。
いざよいとは「ためらう」という意味で、
ぐずぐずしながら出てくる月を
昔の人は十六夜(いざよい)と呼んでいたようです。
僕は十三夜の月(満月前の月)と十六夜の月(満月後の月)の輝きが大好きです。
完成された満月の輝きはとても美しいけど、
どこか不完全な月の輝きは、情緒を豊かにしてくれます。
完璧な人間なんていないし、もしいたとしても面白くないですよね。
人の欠点ばかりつつき回していると、不満な気持ちはふくらむだけ。
人の悪い部分ばかり干渉していると、人に対する優しい気持ちは削がれるし、
大切な時間を無駄遣いするハメになります。
そんな時間は人生には必要のないことで、何の役にも立ちません。
自分自身に対しても、悪いところばかりにとらわれていると才能も開花しません。
もちろん、ベストを尽くすことは大事なことだけど、
できなかったことを執拗に責めなくてもいいはず。
「こんなはずじゃない」
「もっとよくなるはずだ」
と自分の悪いところばかり責めるていても心を苦しめるだけ。
無用な批判をやめれば人生はうまくいくものです。
完全・完璧を求めなくても
あなたの人生は、それ自体で完璧・・・ということを、
この時期の月は私たちに教えてくれているようです。