色彩戦略・色彩活用 色彩の力で成果につなげるビジネスコンサルタントのブログ

色彩戦略・色彩活用 色彩の力で成果につなげるビジネスコンサルタントのブログ

株式会社スタイルクリエーション代表染川千惠のブログです。
カラー(色彩)とイメージに関わる仕事について、現場のこと、知識のことを書いています。


ご訪問ありがとうございます。カラービジネスコンサルタントの染川千惠です。
カラーとビジュアルの指導、コンサルティング、プランニングを行う会社を経営しております。


大阪・心斎橋で、カラーコンサルタント・イメージコンサルタントを育成するスクールと、
ファッションやヘアメイクを変えて、その人の言動に変化を起こすサロンを運営しております。


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近年ありがたいことに、児童養護施設様から「お絵描きカラーワーク」のご依頼が増えています。
今のところですが、一度実施させていただいた先様からは、すべて継続のご依頼をいただいている状況です。

色や形、筆圧、配置には、その子が言葉にできない気持ちや、まだ自分でも気づいていない可能性があらわれます。

ワークの後には、子どもたちの絵や様子、会話、言動をヒントに一人ひとりの特徴や育みの方向性をまとめた“個別レポート”を作成してお渡ししています。

ある施設の先生からは、
「たった90分の関わりで、どうしてここまで分かるのですか?」
「本当にその子をよく表していて驚きました」
「保育や教育のヒントとして貴重すぎます」
とお言葉をいただき、こちらが恐縮してしまうほどでした。

このスキルについては他所でも驚かれるのですが、起こっていることは、子どもたちが“自分の内側を絵に託して見せてくれている”だけなんです。
私が行っているのは、分析して言葉にしているという作業です。

そしてその作業をしていると、自分自身が大きな気付きを得たり、喜びを得たり、感情が動かされることが多くあります。

前年参加してくれた子が、今年は絵のタッチも言葉もぐっと変わっていて、その成長を一緒に見守らせていただけることが、私にとっての喜びになっていることにも気づきます。

初めて参加してくれる子も、「描けない」も含めてすべてがその子の表現。
そこに寄り添いながら、その子の“良さ”を一緒に見つけていく時間は、毎回とても尊いものです。

こうして継続してお声がけいただけるのは、施設の先生方が子どもたちの成長を本気で願い、丁寧に関わっておられるからこそ。
その一端を担わせていただけることに感謝しています。

子どもは可能性の塊です。
言葉かけひとつ、接し方ひとつで、その可能性を広げていくきっかけが作れることも少なくありません。

関わり方や見守り方を探すための、より良い育ちにつながるヒントがお渡しできたら本望です。

これからも、
色を通して子どもたちが(大人もです)
「自分っていいな」と思える瞬間を
一つひとつ積み重ねていけるよう、
丁寧に向き合っていきたいと思います。

 

私は、今からカラーコンサルタントを目指す方には、まず「パーソナルカラー診断を学びましょう」とは言いません。

なぜなら、カラーコンサルタントの仕事は「色を当てること」ではなく、「色を使って相手の課題を解決すること」だからです。

まずは次の3つから始めることをおすすめします。

① 色彩の基礎理論を学ぶ

最初に必要なのは感覚ではなく理論です。

  • 色相
  • 明度
  • 彩度
  • 配色
  • 色彩心理
  • 色彩効果

こういった基礎を理解すると、「なぜその色が良いのか」を説明できるようになります。

実際、私自身もセンスがあるタイプではありませんでした。
だからこそ理論を学びました。

色はルールがあります。
ルールを知れば誰でも上達できます。


② 色を観察する習慣をつける

学んだ知識は現場で使わなければ身につきません。

例えば、

  • コンビニの商品パッケージ
  • 百貨店のディスプレイ
  • カフェの内装
  • アパレルショップのコーディネート

を見ながら、

「なぜこの色なのか?」
「誰に向けた色なのか?」
「どんな印象を与えたいのか?」

を考える習慣を持ってください。

カラーコンサルタントは色を見る仕事ではなく、
色から意図を読み取る仕事です。


③ 人を見る力を養う

実はここが一番大切です。

お客様は色が欲しいわけではありません。

  • 売上を上げたい
  • 自信を持ちたい
  • 第一印象を良くしたい
  • 集客したい
  • 婚活を成功させたい

こうした目的があります。

だからカラーコンサルタントは、

「何色が似合いますか?」

に答える人ではなく、

「その人が本当に望んでいる結果は何か」

をヒアリングできる人になる必要があります。

私はいつも、
提案より先にヒアリングを重視しています。

背景を知らずに色を提案すると、必ずズレるからです。


将来的に仕事にしたいなら

学習の順番としては、

  1. 色彩理論
  2. 配色理論
  3. パーソナルカラー
  4. ファッション・スタイリング
  5. 色彩マーケティング
  6. ヒアリング・提案力
  7. 発信・営業

がおすすめです。

実際には、知識だけで仕事になることはほとんどありません。

多くの方が
「学ぶこと」はできても、
「お客様に来ていただくこと」でつまずきます。

ですから、学習と同時に発信や営業の練習も始めることが大切です。

 

 

 



デザインに関わる方の参考になれば幸いです。

デザインには、デザインした人の個性が反映されます。
デザインの要素は、色、形、質感ですが、ここにその人の癖が出てきます。

このトーンをよく使っている。
曲線的なライン取りが多い。
マットなテクスチャーが多い。
など。

これは、自制してコントロールしようと思っても、ほとんどの場合で漏れ出てしまうものです。
別の表現をすると、作風です。

作風を好んで依頼が入るケースではなく、思うように依頼をもらえなかったり、リピートしてもらえないときには、この作風を意図的にコントロールするということは1つの戦略となります。

やり方は簡単です。
色か形か質感を変える。
1つだけ変えても良いですし、いくつか変えても構いません。

たったそれだけの事ですが、完成形の見栄えは必ず変わります。
興味を示す人も変わります。

集客する対象を変えたい場合に、この方法が使えるんです。
価格変更をする時の納得材料を用意したい場合にも使えます。
色、形、質感の要素を調整することで出せる変化は、イメージだけでなく、

高級感、スピード感、サイズ感、親近感、安心感、存在感・・・

様々あります。

 

詳しくは、『色彩の力 “売れる”は色でつくれる』 (BYAKUYA BIZ BOOKS)をぜひご一読ください。

色をコントロールすることで、ビジネスに変化を起こすことができます。
お試しになってみてください。

 

 

 

 

 

私が今の時代において、個人のプライベートで色彩活用がますます重要になっていると感じる理由は、大きく3つあります。

1. 情報が多すぎる時代だからこそ「自分軸」が必要

昔と違い、今はSNSを開けば次々と情報が流れてきます。

  • 今年のトレンドカラー
  • 人気インフルエンサーのコーディネート
  • 「これを着ればおしゃれ」
  • 「40代はこうするべき」

このような情報があふれています。

しかし、本来色の正解は人それぞれです。

私は常々、

「万人に共通する正解はない」

とお伝えしています。

自分に合う色の特徴を理解している人は、流行に振り回されません。

例えば流行色がカーキだったとしても、

  • 明るいカーキが似合う人
  • 深いカーキが似合う人
  • カーキより別の色の方が魅力が出る人

がいます。

色彩を学ぶことは、自分を知ることでもあります。

情報に振り回されるのではなく、自分に合う選択ができるようになるのです。


2. オンライン化によって「見た目の影響力」が大きくなった

今は人と会う時間より、

  • Zoom
  • SNS
  • 写真
  • 動画

などを通じて見られる機会が増えました。

画面越しでは、最初に伝わる情報の多くが視覚です。

そのため、

  • 顔色が良く見える色
  • 清潔感が伝わる色
  • 信頼感が伝わる色

を知っているかどうかで印象は大きく変わります。

私はよく

「見た目を変えれば、結果が変わる」

とお話ししますが、これは単におしゃれの話ではありません。

人とのコミュニケーションの質にも関わることなのです。


3. 色は気分や行動に影響を与える

色は他人への印象だけではありません。

自分自身にも影響します。

例えば、

  • 明るい色を着ると行動的になる
  • 好きな色を見ると気分が安定する
  • 部屋の色で居心地が変わる

という経験は多くの方がお持ちではないでしょうか。

特に今は、

  • ストレスが多い
  • 変化が激しい
  • 将来が予測しづらい

時代です。

だからこそ、色を味方につける価値があります。

インテリアでもファッションでも、自分が心地よいと感じる色を意識的に取り入れることで、日々の満足度は確実に変わります。


私が一番お伝えしたいこと

色彩活用というと、

「センスがある人のためのもの」

と思われがちです。

ですが私はそうは考えていません。

私自身、もともと色のセンスに自信があったわけではありません。

だからこそ分かるのですが、色は感覚ではなく仕組みです。

三属性(色相・明度・彩度)や配色のルールを理解すれば、誰でも色を使いこなせるようになります。

そして色を使いこなせるようになると、

  • 服選びが楽になる
  • 買い物の失敗が減る
  • 自分らしさが分かる
  • 毎日の気分が変わる

という変化が起こります。

私は、色彩活用の本当の価値は「おしゃれになること」だけではなく、

「自分らしく、心地よく生きるための選択ができるようになること」

だと考えています。

その積み重ねが、人生の満足度や自己肯定感、さらには人間関係にも良い影響を与えていくのです。

 

 




本日から当社は16期がスタートしました。


臨月につくった会社が試行錯誤しながら継続できていることは、スタッフ、関係者様、お客様のおかげです。

いつもありがとうございます。


10周年記念パーティーは、急速拡大するコロナによって直前に開催を中止しましたが、その後に出版の機会に恵まれ、出版記念パーティーを開催させていただくことができました。


次は20周年の節目にお礼とお祝いができますよう、必要としていただける会社であり続けられるよう、しっかり取り組みます。


今期もどうぞよろしくお願い申し上げます。



2026年3月1日

株式会社スタイルクリエーション

代表取締役 染川千惠