そうだ、リロケーションしよう(その1) | 占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

「宙」という文字には「永遠の時間」という意味があります。
時は無色透明ではなく、無限の彩りに満ちた物語のような連なりです。
西洋占星術を通して、時に込められたメッセージを読み解きます。

占星術にはリロケーションという手法があります。

住む土地や国によって、
生まれ持った配置の発揮され方が変わります。
日本では裏方や脇役だった天体が、
住む場所によっては主役級のスポットライトを浴びたりします。

 
先月の松村先生の講座で
「もし仮に、僕がパリに住むとしたら…?」
という
リロケーションのチャートを読んでもらいました。



日本(福井市)生まれの図


太陽が西側(右側)の8ハウス(継承)にあるために
自己主張が若干弱めです。
その代わり、射手座の表す高い精神性や海外に関する知恵などを
受け継ぐ、受け取る中に人生の可能性を見出します。
DSCに重なる冥王星、7ハウスの水星も
やはり他者との関係性や影響力の大きさを表しています。

乙女座の3天体が6ハウス(義務、労働、修行)にあります。
ドラゴンヘッドと火星、木星は仕事が増えることを表しますが、
土星があるので「常に努力していないと不安」な苦労性だったり、
仕事能力へのコンプレックスがあります。
とは言え、総合的には大好きな愛着いっぱいの図なんですけどね。




パリにリロケーションした図。
リロケーション図は、生年月日と生まれた時間はそのままで
出生地を任意の場所に変更するだけで簡単に作れます。
ただし、出生時間が必須です。


2・6・10ハウスという
収入、仕事、キャリアの定番三角形に天体が入ります。

乙女座の火星、木星が10ハウス(キャリア、職業)
に移動します。
対社会的な影響力と地位が高まり、野心的になります。
6ハウスの重さがかなり緩和されました。

2ハウス(収入)に、太陽、海王星、金星。
人生目的の太陽がここに入ってくるので、
お金を稼ぐ、豊かさを得ることにかなり積極的になりそう。
金星なので楽しく稼ぐ。
海王星は変動の大きさとか、
占星術などの精神的セラピー的分野の収入源か。


1ハウス(個性)に水星、天王星。
自己主張、言動のオリジナリティが目立ってきます。
なかなか個性的な、押しの強さが前面に出てきそうです。

僕の場合、ヨーロッパでリロケーション図を作ると
だとだいたい似た感じになります。

松村先生は「竹内氏は日本辞めたら?」と言ってました。
早く脱出したくなってきました(笑)。




Facebookで、アメリカに引っ越しされた方から
「ウチの旦那さんは日本とアメリカとじゃ性格違います!」とか
日本では叶わなかった職業につくことができた
というコメントを頂いたりして、
とっても興味深いです。
 


海外に拠点を持ったり住んだりすることには、
占星術的に考えてみても「日本とは違った私」を発揮し、
生きることになります。
自由に海外へ往き来できる時代。
ずっと小さな日本に閉じこもって
「その一面だけが私」と思っているのは、すごくもったいない。

フランス語を勉強しているパートナーを見ながら、
僕もまた英語始めようか考えはじめました。
今後、僕の人生で検証してみたいと思います。
 


ちなみに、リロケーションは実際に移動しなくても、
その国の人と交流したり、土地の料理を食べたり、
本やDVDを見たり、家具などを使ったりすることによっても、
間接的に(その土地に住んだ場合の天体の影響力を)
受け取ることができるそうです。



つづきはこちら。
そうだ、リロケーションしよう(その2)