The Stories of Us 

 

”海外暮らし”をキーワードに

このブログ上にみんながそれぞれの物語を綴っていく参加型コミュニティです。


クローバー海外生活を体験してみようオンライン座談会、不定期で開催中クローバー

右差し過去の開催レポ

 

 

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こんにちは!

 

マレーシアクアラルンプール在住の

美帆です。

 

(↑名前をクリックいただければプロフィールに飛びます)

 

夫の海外赴任で来たマレーシアで3人の子育てをしています。

 

 

 

子どもは3人

 

長男、長女、次男、で

 

1番上と下は干支が一回り違います

 

 

 

そして長男は

注意欠如多動症(旧注意欠陥多動性障害)、ADHDです。

 

 

これまでADHD確定診断済の長男や、いわゆる「グレー」な次男の話をしてきました。

 

「ADHDと診断され、中1時点で偏差値35だった息子がインター校で変わった話」(全10記事)

 

定型発達?発達ボーダー?ADHD?次男の話(全4記事)

 

を書いて来ました。

 

 

よろしければ読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

さて、2月18日、こんな記事を読みました。

右矢印<記事>iPadを使わせてください 学校に訴えて可能に

本当に喜ばしい記事でした。

 

 

記事の男児の学ぶ権利が守られた

、と感じました。

 

 

この記事はもっともっと知られて欲しい。

 

 

こういう子どもがいるということ。

デジタル機器が有効である、ということ。

 

 

知られれば、もっとスムーズに他の書字障害の子どもたちもデジタル機器の使用が可能になり、学ぶ権利が認められていくと期待しています。

 

 

これは過去の記事でも書いたことがあります

右矢印ADHDで偏差値35の息子がインター校で変わった話④ 〜「書くこと」の困難さ〜

 

 

 

簡単に学習障害のうちの

書字障害(ディスレクシア)について説明すると、こんなことです。

 

・文字がマス目からはみ出してしまう

・鏡文字を書く

・漢字を覚えるのに多大な困難を伴う

・黒板の文字をノートに書き写すのが難しい

 


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書字障害の原因ははっきりとはしていませんが、書字障害では「眼球運動」が苦手であることが多いそうです。

 

前(黒板)を見てそこに書いてあることを覚え、下を見てノートに書き写す。

この「眼の動き」が苦手です。

 

 

ですから、「板書」(黒板の文字を書き写すこと)は、定型発達の子の何倍もの努力が必要になります。

 

 

そこをサポートしてくれるのが

iPadなどの「カメラ」です。

 

 

つまり

書字障害の子どもにとってのカメラは、

目の悪い子どもに取ってのメガネのような「必要なツール」です。

 

 

 

子どもの「学ぶ権利」を守るために、2016年に法律も施行されました。



「障害者差別解消法」により、

一人ひとりの困りごとに合わせた「合理的配慮」を行うことが義務化されました。

 

 

そこにはタブレット端末の使用も例示されています。

 

 

 

はい、ここ重要!!!

 

「義務化」です。

 

 

その前提を踏まえてこの記事を読むと、まだまだ問題が山積みであることがわかります。

 

 

『学習障害の一つ、ディスレクシア(読み書き障害)と診断された静岡県浜松市立和田小学校5年生の男児(11)が昨年3月、学校にタブレット端末の使用を手紙で訴え、今学期から一部機能が使えるようになった。』

(記事からの引用)

 

 

 

『昨年3月』に訴えて

使用できるようになったのが『今学期』…(つまり1年近く•••)

 

 

これ、早いと思いますか?

それとも遅いと思いますか?

 

 

私は「遅過ぎる」と思いました。

 

 

小学生のお子さんをお持ちの方ならわかるでしょう。



5年生というのは、勉強もどんどん難しくなる時期、つまりそれまではなんとかついていけたとしても書字障害の子の問題が顕在化していく時期です。

 

 

合理的な配慮は「義務化」されてます。


だったらすぐに、1学期から使用できるようにして欲しい。

 

 

 

実現には、本人と保護者の多くの交渉があったことと思います。



義務化されていてもすぐに実現出来ないのが現状です。

 

 

結果として、前例が無いけれども実現させた学校関係者も「英断」と言えるかもしれません。

 

 

 

ですが…

 

多分マレーシアのインターナショナル校なら、診断書で「ディスレクシアだからカメラ使わせて」と書いてもらえば翌日から可能になるんじゃない??

 

とも思ったのです。

 

 

このニュースを本ブログのメンバーのチャットグループにシェアした後、

発起人のYokoさんと話してみたところ、全く同じ感想が出てきました。

 

 

「この子は結果として認められて良かったよね。

でも、こっち(※マレーシア)ならすぐ認めて貰えるよね」

 

と…

 


 

学校は社会の縮図です。

 

 

「前例が無い」

などの理由で要望がなかなか通らなかった経験をされたことのある方も多いのでは無いでしょうか。

 

 


会社で。

役所で。


この言葉で実現出来なかったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

 

前例があるかないか、ということを重視する考え方を今すぐ変えられるとは思いません。


 

ですから、このような記事が出て、皆が目にする機会が増えることは今後続く子どもたちの大きな力になるでしょう。

 

 

ですが同時に「前例が無いと認められない」ことが当たり前ではない、ということも心に留めておきたい。

 

 

そう私は考えています。

 

 

お読み頂きありがとうございました。

 

 

本記事に関して思うことはまだ続きます。

 

 

美帆