こんにちは。
大阪府守口市の、笑いあふれる教室『ピアノ教室セシリア』、
日本作曲家協議会会員、もりやみつよです
。
いつも読んで下さって、どうもありがとうございます
。
『死と変容』が終わった後は、『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』。 『のだめカンタービレ』で一躍有名になったこの曲
。
ティルは牛馬を解き放し、市場は大騒ぎ。
ティルは空を飛ぶ靴で遁走。
ティルは僧侶に変装し、でたらめなお説教で人々を煙に巻くなど、好き放題にいたずらを繰り返し、いたずらもドンドン度が過ぎるようになるけれど、ティルは逮捕される。
裁判にかけられるも、嘲笑。
それでも彼は死の予感におびえて金切り声を上げる。
ついに死刑の判決が下り、ティルは絞首台に上らされ敢えない最期を遂げる。
…という、何ともな話。
それに、ティルは結局反省してない感じで、この結末すら喜んでる感じ。それぞれのいたずらを、色んなテーマにして、全体的にはティルと言う主題と共に繰り返されてのロンド形式
。
別にこう、『死と変容』のように精神性があるわけでもなく。
でも聴いていて、『死と変容』が哲学的で真面目に、『ヒトとは…』と追及しているリヒャルトさんが書いているとして。
『ティル・オイレンシュピーゲル』もまた、真面目なリヒャルトさんが、こんな人間にはなれないけど、一種の憧れも込めて、そのハチャメチャなティルの身の上に、やはり『生きるとは…死とは…』と、喜劇性の面から作ったのかなぁ
と思いました。
こんなひどいイタズラではないけれど、望む望まないにかかわらず、結果的にヒトを巻きこんだりする事ってありますやん
。
ニーチェ著『ツァラトゥストラはかく語りき』の最初は、ツァラトゥストラという人が、隠遁してたところから町に降りて行って、人々に説いていくところから始まります。
硬い本ですが、「あれ
ティルに似てるやん
」と思いました。 やってる事は生き方を説くのと、いたずらやり放題と、真逆だけれど、結構同じやったりして
。
「別にそんなん知りたくないし~
」と思ってる人にとっては、高尚な話を説かれても迷惑な話やし、ティルが迷惑かけるのと、何ら変わらんと思うんです。
ツァラトゥストラは弟子たちも離れて行って、最後は山に戻り、ティルは皆から総スカンで逮捕され、別世界(山奥と死の世界)に旅立つのも、何ら変わらんと思うのです
。
そして、誰しもこの俗世に住んでいたら、ティルの部分もあります。
人と関わったら、迷惑かけたりかけられたり
。
ティルが極端なだけで、ヒトの生涯を描いてあるような、ある面から見たら悲劇やけど、ある面から見たら喜劇で。
ティルは死刑宣告されて「きゃぁああ
」と叫ぶし怖がってるけど、処刑された後、「けけけけ
」と、彼の魂は肉体を離れてもまた楽しんでるんです。
そして肉体ないから、永遠に「けけけけ
」のまま、生き続けるのです。
とても高尚に精神性高く書かれた『死と変容』と、どう違うというんでしょうか![]()
あの主人公も、「けけけけ
」ではないけれど、死の恐怖から解放され、魂が昇華していくではありませんか
。
書かれている表面上の違いはあっても、すべては同じなのです
。
団員が退出しても、観客が拍手をやめないので、
もう一度応えて出て来たシャイーさん。
そのように感じた『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』。この日に聴いた曲3つとも、同じ事を言ってるのです。
全然違った切り口で書いて行ったシュトラウスさん、私の中ではやはり『世界作曲家3大大天才』やわ~
と思いました。
シュトラウスさんは、ティルのような人に憧れたでしょうね
。
でもティルのような人が、シュトラウスさんのような人を憧れたかどうか。いや、憧れはせんでしょ
。
シュトラウスさんという人を、ほんの少しわかったような気がします
。
Fさん Mさん Kさん
Mさんはどこ見てるんでしょうね(笑)
この日は、高校の時、受験ソルフェージュで同じ先生に習っていた3人が、集まりました。 1人は、同じ大学の打楽器科に行って、今もず~っとお付き合いしているFさん。
2人の間には、リップサービスなどはなくて、本音で語り合う大阪のオバハン同士です
。
そりゃそ~だ。
旦那よりも付き合い長いもん
。
ただ、共通するのは、「オバハンになっていくからこそ、ますます美しく保って行かなアカンよな
」と、日々たゆまぬ努力とか言われるものを頑張る仲間。
私はこのところ、サボり気味やけど(笑)。
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