山頂まであと2km。しばらくすると先行者に追いついた。ずっと寂しかったので嬉しい!

雪についている踏み跡を見て不思議に思っていたので、その人に会って納得。長靴だった。

靴底の柔らかい長靴。ゆっくり登っていたけどけっこうキツイと思う。雪が増えてきたので、しばらく同じペースで登ることに。


山頂まであと1km。



⬇︎鉢伏山と鉢伏高原の紅葉が綺麗。

もう少ししたら鉢伏高原も雪景色になるので、その景色もすごく綺麗だと思う。

⬇︎雪をかぶっていないこしき岩。

山頂まで0.5km。

このあたりで長靴のおじ様を追い抜いて、ついに念願のビクトリーロード!!でも…

氷ノ山ブルーじゃなくてガッカリ!雪も少ないし、樹氷もないし…来る日を間違えてしまったな…。←山あるある(笑)


先行者に追いついてからはスローペースだったけど、予定通り12時前に山頂に到着。

兵庫県最高峰で標高は1509mだけど、厳冬期は名前の通り「氷の山」となる。


それにしても、爆風で寒い。避難小屋でお昼ごはんを食べて、すぐに下山しよう。

避難小屋の中にあった温度計を見ると4℃だったけど暖かく感じた。山頂にトイレもあるので、いつかここに泊まってみたい。


昨年9月、熊の気配を感じて登頂を諦め、焦って下山しているときに転倒して骨折。そのときはここに泊まる予定だった。


もしそのとき登頂していたら、どんな景色を見ることができただろう?でも、夜は怖かったと思う。ソロはやめておこう。


おにぎりを食べていたら長靴のおじ様が小屋の中に入ってきた。おじ様は約4時間、私は約3時間で登頂。「すごいね!!」と言われたけど、その差は脚力ではなく靴だと思う。言えなかったけど。

お昼ごはんを食べながら、ずっとおしゃべり。ひとりぼっちには慣れているけど、やっぱり誰かいると安心する。下山も来た道を戻ると言っていたので、私もそうすることにした。


登りで油断したら滑りそうなところがあったので、下りは軽アイゼンを装着。

長靴のおじ様は私より先に下山。

アイゼンはなくても大丈夫だったと思うけど、あった方が躊躇なく雪を踏める。滑ってケガをしたくない。こんな所で行動不能になったら…と考えるだけで怖い。


今回の場合はチェーンスパイクの方が歩きやすいのかも。持ってないので分からないけど、買ってみようかなと思っているところ。

⬆︎ここはけっこうガチガチに凍っていた。避けて通れるけどアイゼンの爪を刺して踏み締め、その感触を楽しんだ(笑)

長靴のおじ様にすぐ追いつくだろうと思っていたのに、熊鈴の音すら聞こえない。

雪道が泥道に。アイゼンは泥にも効くので、しばらくはそのままで進んだ。泥の上で尻もちをついたら悲惨だから。


13時半ごろに氷ノ山越に到着。

山頂を振り返るとガスがかかっていた。

下山予定時刻は15時。あと1時間半。ずっと下りが続く。険しい山道ではないけど、最後まで気を抜かないように気をつけよう。


⬇︎アンテナを張りすぎて熊じゃないのに熊に見えてしまった件。



登山口まであともう少し。ここでやっと長靴のおじ様に追いついた。長靴なのに意外と速い。長靴はフィット感もないし膝痛は大丈夫かな?聞かなかったけど。



登山口の紅葉が綺麗でつい足が止まる。

15時05分に下山完了。


ふーーー!疲れた!!でも、早く靴を洗いたい。洗い場があって良かった。

スパッツしといて良かった。外側よりも内側の汚れが酷い。

軽アイゼンも泥だらけ。

でも、タワシを忘れたので水を流しただけ。

あとは帰宅してから洗うしかない。


ザックに詰めていた非常食を食べて出発。

なんだかんだで、もう16時。どこかに泊まりたいけど、翌日は仕事なので無理。ノンストップで19時前に帰宅できた。

帰宅後すぐに山道具を綺麗に洗って、ストーブの前で乾燥。道具を大事に長く使うことが私の美学。20年前に買ったアイゼンだけど、まだまだ使えそう♪

時間が空きすぎて意味ないかもしれないけど膝のアイシング。自分の体も大切に。


晩秋の氷ノ山はこれでおしまい。次は行く日を間違えないようにしよう(笑)いつか絶対に氷ノ山ブルーと樹氷を見る!!


S.S.CAMP